北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Making sense of Intel's Core i3, Core i5, and Core i7 brands(HEXUS.net)
Details on Intel's Core Brand Product Placement Emerge, Gulftown to be Named Core i9(techPowerUp!)

先週、Intelはクライアント向けCPUブランドである“Core”ブランドに関する新戦略を明らかにした。新戦略では異なるコアのCPUが同じ製品名(Core i7やCore i5など)に含まれることになる。
 
◇“Gulftown”はCore i9に
次世代のフラッグシップである“Gulftown”はCore i9となる。“Gulftown”は6-coreでスレッド数は12、L3キャッシュ容量も“Bloomfield”の50%増しの12MBである。対応SocketはLGA1366で、既存のX58チップセットで対応できる。
登場は2010年第1四半期予定である。


◇“Lynnfield”はCore i7とCore i5療法で展開される
“Lynnfield”はCore i7とCore i5両方で展開される。Core i7になるかCore i5になるかの違いはHyperThreading technologyの有無と、強いてあげれば周波数である。Core i7となる“Lynnfield”はHyperThreading technologyをサポートし、おそらく周波数も高めとなるだろう。“Lynnfield”の第1弾は2009年第3四半期に予定されている。

◇“Arrandale”はCore i3に、“Clarkdale”はCore i5に
“Westmere”世代のDual-Core CPUはデスクトップ向けが“Clarkdale”、Mobile向けが“Arrandale”である。Intelは“Clarkdale”を“Arrandale”より高速なチップとして位置づけるようである。Mobile CPUではしばしば電力効率を高める代わりに周波数が犠牲となる。
一方、Mobile向けの4-core CPUである“Clarksfield”はCore i7として展開される。“Clarksfield”はL3=8MBのものと6MBのもの2種類が用意されるようである。


◇既存45nm Core2もリブランドされてCore i3に
奇怪な話ではあるが、既存のCore2 DuoやCore2 QuadもCore i3に組み入れられるようである。しかもこれらは“Nehalem”アーキテクチャのCPU群よりも下に位置づけられ、絶対的な位置づけも下の方になる。

デスクトップ
コアコア数スレッド数
Core i9Gulftown612
Core i7Bloomfield48
Lynnfield48
Core i5Lynnfield44
Clarkdale24
Core i3Yorkfield44
Wolfdale22


モバイル
コアコア数スレッド数
Core i7Clarksfield48
Core i3Arrandale24
Penryn22


Core i世代の命名規則は複雑難解となりそうです。
上位のCore i9とCore i7に関しては6-core / 12-threadのものがCore i9、4-core / 8-threadのものがCore i7と比較的きれいにまとまっています。
しかしその下のCore i5とCore i3は様々な種類・機能のCPUが入り混じり、混沌としています。Core i5はデスクトップ向けのみで展開され、デスクトップ向けで4-thread動作(2-coreか4-coreは問わない)の“Nehalem”は全てCore i5となるようです。Core i3はMobile向けの“Arrandale”とCore2世代が入ります。

しかし、Core2がCore i3に改名されるというのは俄かには信じがたい話です。今まであまりIntelはこの手のリブランドは行ってこなかったように思えます。少なくともPentium 3世代からCore2世代ではなかったはずです。