北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
With No Phenom II FX in Sight, Does AMD Need Six-Core Microprocessors for Desktops?(X-bit labs)

AMDにはCore i7に対抗するような高速な4-core CPUの計画はない。しかし、AMDは6-core CPUは既に有しており、このCPUならばより高い周波数で、ハイエンドデスクトップ・ワークステーションに市場向けに強みを発揮できるだろう。

AMDの計画に詳しい情報筋が昨年流した情報によると、AMDは2009年中盤に性能を重視し、周波数を上げたPhenom II FXをリリースするつもりだったという。しかし、現在、AMDにはPhenom II FXの計画はない。
 
Phenom II X4の拡充により、AMDはCore2 Quad世代には何とか対抗できるようになっている。しかし、Core i7には多くの場面で及ばない。さらに、Widnows 7とDirectX 11により、Multi-threading能力の違いでCore i7とPhenom II X4の差はますます広くなりそうである。Core i7はHyperThreading technologyによって4-core / 8-thread動作となる。その一方で、Phenom II X4は4-threadにとどまる。

物理的に6-coreを有するAMDのCPU(=“Istanbul”)はマルチタスクが生きる場面でより良い性能を発揮できる。DirectX 11に対応したゲームが登場すれば、“Istanbul”の有用性は増すだろう。
現在の6-coreの“Istanbul”の周波数は2.20~2.40GHz
(この他に2.60GHzのものもラインナップされている)であるが、選別を行えば2.80GHzや3.00GHzのものも取れるのではないかと思われる。

先日、AMDから6-coreの“Istanbul”が発表されました。中にはこれがPhenom II X6あるいはPhenom II FXとして投入されるのではないかと、期待していた方も多いと思われます。しかし、この情報では“Istanbul”のデスクトップ向け投入に関しては否定的です。Intelの“Westmere”世代の“Gulftown”はダイサイズ的には現行の“Bloomfield”と同じ200mm2後半と推測されています。一方で、AMDの“Istanbul”は300mm2後半です。なので、ある程度の上位モデルに対抗できないのなら、コストの高い“Istanbul”をデスクトップ向けに投入するのはあまり得策ではなさそうです。