北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD's Evergreen codenames revealed(The Inquirer)

INQではAMDのDirectX 11対応40nm GPUである“Evergreen”シリーズの詳細なコードネームを明らかにすることが出来た。

“Evergreen”ファミリーはまもなくローンチされる(9月末?)と考えられている。AMDは“Evergreen”ファミリーによりグラフィック業界を根本から変え、ライバルであるNVIDIAに対しアドバンテージを得ようとしている。
“Evergreen”ファミリーのハイエンド・エンスージアストモデルは“Cypress”と呼ばれているようである。同じようにパフォーマンスモデルは“Redwood”、メインストリーム向けは“Juniper”と“Cedar”、ローエンド向けは“Hemlock”となる
(この“Hemlock”という名はドクニンジン・ドクゼリという意味がある模様)

INQで得た情報によると、AMDは既にTSMCからウエハを受け取っており、まもなく生産を立ち上げるようである。つまりこのDirectX 11対応40nm GPU(=“Evergreen”)は9月末のローンチに向けて準備が進められていることになる。

“Evergreen”は以前RV870系と称されていたAMDのDirectX 11対応40nm GPUです。“Evergreen”の名は次のDirectX 11対応GPUファミリー全体を指すコードネームで、それぞれ個々のGPUのコードネームは今回明らかになったものとなります。以前はR800, RV870, RV840, RV810とRまたはRVに数字3桁を組み合わせたコードネームで呼ばれていましたが、この世代ではCPUのようなタイプのコードネームがつくことになったようです。
ここからは推測ですがR800が“Cypress”、RV870が“Redwood”、RV840が“Juniper”、RV810が“Hemlock”に対応するのではないかと思われます。


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