785G chipset preview(INPAI.com)
晶片代號 RS880 全新 AMD 785G IGP 提早登場(HKEPC)
RS880はAMD 785Gと命名され、グラフィックコアとしてRadeon HD 4200が内蔵される。サウスブリッジはSB710であるが、2010年にはSB800ファミリーが登場する。なお、2010年にはRS880Dが登場し、AMD 795GXと命名される見込みである。AMD 795GXはPCI-Express x8レーン2本でのCrossFire Xに対応するチップセットとなる。
以下にRS880ことAMD 785Gのスペックを示す。
晶片代號 RS880 全新 AMD 785G IGP 提早登場(HKEPC)
RS880はAMD 785Gと命名され、グラフィックコアとしてRadeon HD 4200が内蔵される。サウスブリッジはSB710であるが、2010年にはSB800ファミリーが登場する。なお、2010年にはRS880Dが登場し、AMD 795GXと命名される見込みである。AMD 795GXはPCI-Express x8レーン2本でのCrossFire Xに対応するチップセットとなる。
以下にRS880ことAMD 785Gのスペックを示す。
AMD 785G(RS880) | |
HyperTranport | HyperTransport 3.0対応 最大速度5.2GT/s |
PCI-Express | PCI-Express 2.0対応 PCI-Express 2.0 x16は1本。他に4レーンのPCI-Express 2.0を持つ。またこれらとは別にA-Link II用のPCI-Express 2.0 x4レーンを有している。 |
グラフィックコア | Radeon HD 4200(RV620) Stream Processor数:40 Texture Adress Unit:8 Texture Filting Unit:4 ROP:4 コア周波数:500MHz Sideport Memory技術でDDR2-1066(最大256MB)またはDDR3-1333(最大128MB)を搭載可能 DirectX 10.1対応 Dual- Display対応 出力はDVI, HDMI, DisplayPort対応。HDCPサポート UVD 2.0対応 VC-1, H.264, MPEG2のハードウェア再生支援を行う |
Hybrid CrossFire | 対応 Radeon HD 4350, 4550と組み合わせることが出来る |
INPAI.comではベンチマークが計測されています。環境は以下の通り。
・CPU:Phenom II X2 550(3.10GHz)
・M/B(785G):Onda A785G+(LFB DDR3 128MB搭載)
・M/B(790GX):790GX搭載マザー(LFB DDR3 128MB搭載)
・M/B(780G):780G搭載マザー(LFB DDR2 128MB搭載)
・メモリ:DDR2-800 2GB x2
・HDD:Seagate Barracuda 7200.10 320GB
・OS:Windows Vista Ultimate SP1
785G 500MHz | 790GX 700MHz | 780G 500MHz | |
PCMark Vantage Overall | 4305 | 4436 | 4298 |
CineBench R10 | 5475 | 5392 | 5397 |
3DMark06 | 1718 | 2166 | 1677 |
Left 4 Dead | 29.4 | 37.8 | 28.8 |
FarCry 2 | 29.4 | 37.8 | 28.8 |
Streat Fighter IV | 30.4 | 37.3 | 30.4 |
Need For Speed 12:Undercover | 37.1 | 47.2 | 36.6 |
消費電力・低負荷時 | 62W | 69W | 62W |
消費電力・高負荷時 | 115W | 118W | 108W |
消費電力・Left 4 Dead実行時 | 110W | 120W | 108W |
785Gのグラフィック性能は780Gをわずかに上回る程度となっています。グラフィックコアがRV620であることから分かるとおり、785Gは780Gからさらなる3Dパフォーマンスの底上げを実現するよりも、DirectX 10.1やUVD 2.0などの新機能搭載に重きを置いていることが分かります。AMD 780Gと785Gの関係はちょうど同周波数のRadeon HD 2400と3400の関係に当てはまります。
消費電力はIdle時は780Gと同等で、Load時は780Gよりもやや高くなっています。
785Gの周波数を700MHzにOCし、いわば仮想795GXを作った場合のベンチマークと消費電力も計測されていますが、この場合は790GXとほぼ同等の性能となっています(3DMark06は790GXをやや下回る)。一方で、消費電力はIdle時・Load時ともに790GXよりも抑えられています。
