北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Overclocking Test of Pentium E6500K: Intel’s New Secret Weapon(Expreview.com)
Intel Starts Pilot Production of Mainstream Chips with Unlocked Multiplier.(X-bit labs)
Report: Unlocked Pentium E6500K found in China(The Tech Report)

Intelはひそかに倍率ロックを解除したPentium Dual-Coreの販売を開始したようだ。このPentium Dual-Coreは簡単にオーバークロックを楽しみたい層向けである。倍率ロックが解除されたPentium Dual-CoreはE6500Kと呼ばれ、現在は中国でのみ販売されているが、後に他の地域でも似たようなチップが見られるようになるのではないかと思われる。
 
Pentium Dual-Core E6500Kは2.93GHzで2MBのL2キャッシュを搭載し、1066MHzのFSBを備える。製造プロセスは45nmである。倍率ロックが解除されたおかげで、CPUの速度だけを上げることが出来るようになり、チップセットなど他のパーツに負荷がかからなくなった。

現在、Pentium Dual-Core E6500Kは中国でのみ販売されており、BIOSTARの“TP45E”マザーとセットで$190ほどで販売されている。Pentium Dual-Core E6500自体は8月9日に$84で公式にローンチされているが、“K”の文字が末尾につく倍率ロックフリータイプは通常版よりも若干高めになりそうである(この部分はX-bit labsの記述。Expreview.comでは通常版とどう価格になるのではないかとしている)

Pentium Dual-Core E6500Kは現在のところ中国でのみの先行販売という扱いである。しかし、もしIntelがこの種の製品が他地域でも売れるだろうと判断すれば、他地域でも動揺の製品がリリースされるかもしれない。

Intelの場合、倍率ロックが解除されている製品は原則的に最上位のExtreme Editionを冠する製品のみで、価格は$999以上となっていました。なので、このPentium Dual-Core E6500Kは非常に例外的な存在となります。安価で倍率ロックフリーというのはどこかAthlon64 X2 5000+ Black Editionを思わせます。

現在は中国でのみの先行販売となっているようですが、その販売いかんによっては日本でも同種の製品が登場する可能性はあるようです。
もし日本で似たような登場させるのならば、Intel CPUでは縁起のいい6600のナンバーを用い、周波数も3.06GHzとしたPentium Dual-Core E6600Kでどうでしょうか?