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ついにベールを脱いだSandy Bridge世代のIntelデスクトップCPU計画(Expertspc.com)

“SandyBridge”世代のIntelのデスクトップCPUの計画が明らかにされています。情報元が日本語記事なので詳細は元記事をご覧いただくこととし、ここでは概略だけを述べます。

○“SandyBridge”世代のデスクトップCPUは2種類
“SandyBridge”世代のデスクトップCPUは“SandyBridge B2”と“SandyBridge H2”の2種類となり、前者の“SandyBridge B2”がLGA1366 CPUの後継、後者の“SandyBridge H2”がLGA1155を採用する。IDFで公開されたのは“SandyBridge H2”のダイだという。
 
○“SandyBridge H2”
LGA1155対応となる。コア数は4で加えてGPUコアを内蔵する。各CPUコアには1.5MBのL3キャッシュがおのおの搭載されており、それぞれのコアのL3キャッシュはリングバスで結ばれ、全コアでデータの共有を可能とする。
PCI-Expressレーンは合計で20実装するが、デスクトップ向けでは16レーンのみが有効化され、x16レーン1本またはx8レーン2本に対応する。
CPU-チップセットインターフェースはDMI Gen.2 x4となり、帯域幅は4GB/sである。組み合わされるチップセットは“CougerPoint”でS-ATA 6.0Gbpsに対応する。ただし、USB 3.0には対応せず、これの対応は2012年の“IvyBridge”世代対応のチップセットまで待つ必要がある。

“SandyBridge H2”は4コア版と2コア版が投入され、TDPは通常版で4-core版が95W、2-core版が65Wとなり、やや遅れて登場する省電力版が4-core版で45W、2-core版で20Wとなる。
またグラフィック機能を省いて高周波数動作を実現したモデルの投入も計画されているという。

メモリに関してはDual-channel DDR3-1333対応となる。

○“SandyBridge B2”
LGA1366対応の現行Core i7の後継となるが、CPU-チップセット間インターフェースがQPIではなくDMI Gen.2 x4となるので現行のX58チップセットで対応できる可能性は低い。“SandyBridge B2”ではGPUコアを搭載しないかわりにコア数を最大8とし、1コア当たりのL3キャッシュも2.5MBに強化される。メモリもTriple channel DDR3-1600となる。
PCI-ExpressもPCI-Express 3.0 24レーンを搭載する。
対応チップセットは“Patsburg”となるが、基本的には“Couger Point”と同様のチップセットである。
なお、サーバー・ワークステーション向けも同じコア・プラットフォームを使用する見込みである。

SandyBridge H2SandyBridge B2
SokcetLGA1155LGA1366後継
コア数2または4
(6-core投入の可能性もある)
6または8
L3容量L3=1.5MB xコア数L3=2.5MB xコア数
GPUコア×
対応メモリDual-chnnel
DDR3-1333
Triple-channel
DDR3-1600
PCI-ExpressレーンPCI-Express 2.0:16PCI-Express 3.0:24
チップセットCouger PointPatsburg
S-ATAS-ATA 6.0Gbps:2
S-ATA 3.0Gbps:4
S-ATA 6.0Gbps:2
S-ATA 3.0Gbps:4
USBUSB 2.0:14USB 2.0:14
TDP4-core:95または45W
2-core:65または20W


“SandyBridge”世代ではLGA1366後継も含め、CPU-チップセット間インターフェースにQPIは使われなくなり、DMI Gen.2が使われます。サーバー向けではCPU間にQPIを用い、CPU-チップセット間はDMI Gen.2となるのでしょうか。そしてPCI-ExpressはCPUから直接出るものを用いるのでしょうか。