北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
ASRock releases old Socket 754 board with newer AMD 760+SB710 chipset(ocworkbench.com)

これは決して間違いなどではない。ASRockは旧式のSocket754ながら新しいAMD 760+SB710を搭載するマザーボードをリリースした。

Socket754はSocket Aに続くAMDのSocketでK8に対応する最初のSocketである。
ASRockの“K8A780LM”はAMD 760G+SB710を搭載するMicroATXマザーボードである。内蔵グラフィックはRadeon HD 3000でDirectX 10に対応する。対応メモリはDDRとなる。


“K8A780LM”は初期のSocket754マザーと比較すると強力なものに仕上がっており、拡張スロットとしてPCI-Express x16を搭載、ストレージはS-ATA 3.0Gbpsに対応、さらにHD AudioやGigabitEthernetを搭載する。
 
K8A760LM
規格MicroATX
SocketSocket754
チップセットAMD 760G+SB710
メモリSingle-channel DDR 400
2スロット
グラフィックRadeon HD 3000
DirectX 10
出力:DVI-D, D-sub
拡張スロットPCI-Express 2.0 x16:1
PCI-Express x1:1
PCI:2
S-ATA / P-ATAS-ATA 3.0Gbps:4
P-ATA;1
その他HD Audio
Gigabit Ethrenet


ASRock先生・・・今回もまた素晴らしい作品ですね。
Socket754といえば初期のK8で使われたSocketでその後Dual-channel DDRに対応するSocket939が登場、その上新型の90nm版Athlon 64のほとんどがSocket939での登場であったことから、自作では程なくしてSocket939にとってかわられ、主流であった時期は短かったように思えます。Dual-CoreのAthlon64 X2が全てSocket939だったこともSocket754を霞ませてしまった大きな原因の一つでしょう。
しかし、後期にはTurion64に対応したり、“Venice”(E6 stepping)コアを搭載したTDP51~62WのAthlon64が登場したりしており、一部では省電力性を重視するユーザーには重宝されていました。かくいう私もE6 steppingのAthlon64 3000+(TDP51W)を持っていました。サーバー機にする計画でしたが、ネット専用機と化したまま、後にAthlon X2 5050eに置き換えてしまいましたが・・・。

Socket754自体はなかなか良いものでしたが、一にも二にもDual-Coreが出てこなかったのが衰退してしまった原因でしょう。一方、Socket939はDual-CoreのAthlon64 X2が出たおかげで、まだこれを使っている自作ユーザーも多そうです。