ASRock releases old Socket 754 board with newer AMD 760+SB710 chipset(ocworkbench.com)
これは決して間違いなどではない。ASRockは旧式のSocket754ながら新しいAMD 760+SB710を搭載するマザーボードをリリースした。
Socket754はSocket Aに続くAMDのSocketでK8に対応する最初のSocketである。
ASRockの“K8A780LM”はAMD 760G+SB710を搭載するMicroATXマザーボードである。内蔵グラフィックはRadeon HD 3000でDirectX 10に対応する。対応メモリはDDRとなる。
“K8A780LM”は初期のSocket754マザーと比較すると強力なものに仕上がっており、拡張スロットとしてPCI-Express x16を搭載、ストレージはS-ATA 3.0Gbpsに対応、さらにHD AudioやGigabitEthernetを搭載する。
これは決して間違いなどではない。ASRockは旧式のSocket754ながら新しいAMD 760+SB710を搭載するマザーボードをリリースした。
Socket754はSocket Aに続くAMDのSocketでK8に対応する最初のSocketである。
ASRockの“K8A780LM”はAMD 760G+SB710を搭載するMicroATXマザーボードである。内蔵グラフィックはRadeon HD 3000でDirectX 10に対応する。対応メモリはDDRとなる。
“K8A780LM”は初期のSocket754マザーと比較すると強力なものに仕上がっており、拡張スロットとしてPCI-Express x16を搭載、ストレージはS-ATA 3.0Gbpsに対応、さらにHD AudioやGigabitEthernetを搭載する。
K8A760LM | |
規格 | MicroATX |
Socket | Socket754 |
チップセット | AMD 760G+SB710 |
メモリ | Single-channel DDR 400 2スロット |
グラフィック | Radeon HD 3000 DirectX 10 出力:DVI-D, D-sub |
拡張スロット | PCI-Express 2.0 x16:1 PCI-Express x1:1 PCI:2 |
S-ATA / P-ATA | S-ATA 3.0Gbps:4 P-ATA;1 |
その他 | HD Audio Gigabit Ethrenet |
ASRock先生・・・今回もまた素晴らしい作品ですね。
Socket754といえば初期のK8で使われたSocketでその後Dual-channel DDRに対応するSocket939が登場、その上新型の90nm版Athlon 64のほとんどがSocket939での登場であったことから、自作では程なくしてSocket939にとってかわられ、主流であった時期は短かったように思えます。Dual-CoreのAthlon64 X2が全てSocket939だったこともSocket754を霞ませてしまった大きな原因の一つでしょう。
しかし、後期にはTurion64に対応したり、“Venice”(E6 stepping)コアを搭載したTDP51~62WのAthlon64が登場したりしており、一部では省電力性を重視するユーザーには重宝されていました。かくいう私もE6 steppingのAthlon64 3000+(TDP51W)を持っていました。サーバー機にする計画でしたが、ネット専用機と化したまま、後にAthlon X2 5050eに置き換えてしまいましたが・・・。
Socket754自体はなかなか良いものでしたが、一にも二にもDual-Coreが出てこなかったのが衰退してしまった原因でしょう。一方、Socket939はDual-CoreのAthlon64 X2が出たおかげで、まだこれを使っている自作ユーザーも多そうです。
