北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
MSI Introduces Power Efficient N250GTS Green Series(techPowerUp!)
MSI unveils its 'green' GeForce GTS 250 cards(TechConnect Magazine)

MSIはG92 GPUを搭載する新グラフィックカードを4種類アナウンスした。これらは“N250GTS Green”シリーズと呼ばれる。製品名はそれぞれ“N250GTS-2D512”, “N250GTS-2D1G”,“N250GTS Twin Frozr” ,“N250GTS Twin Frozr 1G”となる。いずれも独自設計の黒い基板を使用し、GPUコアのStreamProcessor数は128となる。
 
MSIによると“N250GTS Green”シリーズでは低電圧駆動としたGeForce GTS 250を搭載し消費電力を最高25%削減していると言う。ただし、その低消費電力性と引き換えに、周波数は通常版のGeForce GTS 250よりも低く抑えられている。具体的な数字を挙げると通常版GeForce GTS 250はコア738MHz / Shader 1836MHz / メモリ2200MHzなのに対し、“N250GTS Green”シリーズではコア675MHz / Shader 1620MHz / メモリ2200MHzとなっている。

つまり、周波数ではGeForce9800GTX(コア675MHz / Shader 1688MHz / メモリ2200MHz)よりも遅くなる。なおその他のスペックであるがDirectX 10対応、Dual-DVI対応、256-bitメモリインターフェースとなっている。またSolid State Chokes(SSC)と固体コンデンサを搭載、冷却機構はDual-slotタイプとなる。特に、“Twin Frozr”モデルではファンが2つ搭載される。

“N250GTS Green”シリーズの価格は現時点では不明であるが、販売はこの数週間のうちに開始される。
なお、リリースノートではOC版“N250GTS Twin Frozr 1G”が登場するようで、こちらの周波数はコア760MHz / Shader 1836MHz / メモリ2300MHzとなるようだ。


◇N250GTS Greenシリーズ(共通スペック)
  ・GPUコア:G92
  ・StreamProcessor数:128
  ・コア周波数:675MHz(738MHz)
  ・Shader周波数:1620MHz(1836MHz)
  ・搭載メモリ:GDDR3 512MBまたは1GB
  ・メモリ周波数:2200MHz(2200MHz)
  ・メモリインターフェース:256-bit
  ・TDP:122W
  ()内は通常版GeForce GTS 250の周波数

省電力版とは言っても6-pin x1の補助電源コネクタは残されたままなので、カードの取り扱い自体は通常版とそれほど変わりません。省電力性と発熱と性能のバランスを求める場合、あるいは電源の要求が厳しい場合に選択肢に入るかどうかと言ったところでしょうか。