北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
◇WesternDigital “WD SiliconEdge Blue”と“WD SiliconDrive N1x”
Western Digital、リード250MB/secのSSD「WD SiliconEdge Blue」(Impress PC Watch)
Western Digital Introduces Its First Consumer-Oriented Solid-State Drives.(X-bit labs)
WD unveils SiliconDrive N1x and SiliconEdge Blue SSDs(NordicHardware)
(レビュー)
Western Digital SiliconEdge Blue Review: WD Enters the Consumer SSD Market(AnandTech)

WesternDigitalは同社初となるコンシューマー向けSSDをリリースした。このSSDは性能を重視しており、同社のHDDである“VelociRaptor”よりも優れたものとなるだろう。

WesternDigitalの新SSD―“WD SiliconEdge Blue”は64GB, 128GB, 256GBの容量で提供され、速度はRead 250MB/s, Write 170MB/sである。対応インターフェースはS-ATA 3.0Gbpsとなる。“WD SiliconEdge Blue”は最近のSSDのトレンドともなっているTrimコマンドにも対応する。“WD SiliconEdge Blue”はMLCタイプのNANDフラッシュを使用する。
価格は64GBが$279、128GBが$529、256GBが$999で3年間保障がつく。

 
また同社はハイエンド向けの“WD SiliconDrive N1x”もリリースした。“WD SiliconDrive N1x”は高性能が要求されるOEM向け(データセンターなど)の製品で、リテール向けには出回らない見込みである。
“WD SiliconDrive N1x”はSLC NANDフラッシュを使用している。一般的にSLC NANDはMLC NANDよりも高速であるが、その分高価格でありまた容量も小さくなってしまう。


“WD SiliconDrive N1x”はS-ATA 3.0Gbpsに対応し、速度はRead 240MB/s, Write 140MB/sである。この値は最近のSSDとしてはそこまで目立つ数字ではないが、WesternDigitalは最大限の耐久性を実現し、5年間保障をつけて出荷される。またNCQとTrimコマンドに対応する。

WesternDigitalの新SSDが2種類リリースされました。
一般によく目にすることになるのはMLC NANDを使った“WD SiliconEdge Blue”でしょう。



◇Plextor “PX-64M1S”と“PX-128M1S”
Plextor Initiates Shipments of Solid-State Drives.(X-bit labs)

PlextorはSSDの出荷を開始した。

スペックは以下のとおり。

PX-64M1SPX-128M1S
容量64GB128GB
Sequential Read110MB/s130MB/s
Sequential Write65MB/s70MB/s
Random Read4200IOPS4300IOPS
Random Write1200IOPS1800IOPS


使用されているコントローラはMarvell製のもので、対応インターフェースはS-ATAとなる。
価格は64GBが$225前後、128GBが$400前後となる見込み。


SSDはHDDと違ってスペックの見極めが難しいですね・・・。


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