北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Phenom II X4 960T details(Silicon Madness)
AMD Phenom II X4 T Series Detailed(techPowerUp!)

AMDは“Thuban”のコードネームで呼ばれる6-coreのPhenom II X6をまもなくリリースする。“Thuban”は9ヶ月前にリリースされた6-core Opteron―“Istanbul”と非常によく似たものとなる。そしてこの“Thuban”といっしょにPhenom II X4 900Tシリーズ―“Zosma”がリリースされる。

Phenom II X6は6-coreでキャッシュ構成はL2=512kB x6/L3=6MBで、新機能としてIntelのTurbo Boost technologyに類似した機能をを搭載する。ただ、これの詳細は今現在不明である。
 
そしてPhenom II X4 900Tシリーズであるが、これはPhenom II X6と同じコアを使うという。すなわち、6-coreのうち2つのコアを無効化して4-coreとしたものであり、無効化されたコアを復活できれば6-coreとなる。そしてPhenom II X6と同様にX4 900TシリーズもL3=6MBでTurbo Boost technology類似の機能を搭載する。
Phenom II X4 900Tシリーズは2モデルが登場予定で、Phenom II X4 960Tは3.30GHz、940Tは3.00GHz前後となる。この周波数はTurbo機能を使わない時の数字である。この“Zosma”コアのPhenom II X4 900Tシリーズは既存の“Deneb”コアのPhenom II X4 900シリーズと並行して販売されることになる。


今回モデル名が判明した“Zosma”ことPhenom II X4 900Tシリーズのうち、960Tに関しては前々から情報があり、周波数も3.30GHzと言われてきました。目新しいのが940Tで、先日のDigiTimesの情報でもこの名が記載されていました(当初、940TはDigiTimesの誤記かとも思いましたが、このように改めて情報が出てくるとどうやら960Tとは別に940Tというものがありそうです)。
940Tの周波数に関しては3.00GHz前後というあいまいな表現が使われています。もし、Phenom II X4 900Tシリーズのナンバーのつけ方が“Deneb”と同じ100MHzで5刻みの場合は940Tは2.90GHzになるでしょう。しかし、Phenom II X6 1000Tシリーズのように200MHzで20刻み(言いかえれば100MHzで10刻み、あるいは十の位が1アップ)であれば、940Tは3.10GHzとなります。後者の方法(100MHzで10刻み)でナンバーをつけていくと上限は990Tの3.60GHzとなりますが、これはこれでわりと現実味のある数字であるように思えます。

◇Phenom II X6(Thuban / 45nm / 6-core / SocketAM3 / DDR2,3)
  1090T 3.20GHz(Turbo 3.60GHz) L2=512kB x6/L3=6MB HT 4.00GT/s TDP125W $295? '10Q3
  1075T 3.00GHz(Turbo 3.50GHz) L2=512kB x6/L3=6MB HT 4.00GT/s TDP125W '10Q2
  1055T 2.80GHz(Turbo 3.30GHz) L2=512kB x6/L3=6MB HT 4.00GT/s TDP125W $199? '10Q2
  1055T 2.80GHz(Turbo 3.30GHz) L2=512kB x6/L3=6MB HT 4.00GT/s TDP95W '10Q2
  1035T 2.60GHz(Turbo 3.10GHz) L2=512kB x6/L3=6MB HT 4.00GT/s TDP95W '10Q2

◇Phenom II X4(Zosma / 45nm / 6-core / SocketAM3 / DDR2,3)
  960T 3.30GHz(Turbo *.**GHz) L2=512kB x4/L3=6MB HT 4.00GT/s TDP95W '10Q2
  940T 2.90~3.10GHz?(Turbo *.**GHz) L2=512kB x4/L3=6MB HT 4.00GT/s TDP95W '10Q2