北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Intel Plans to Limit LGA1155 Sandy Bridge Processor Overclocking(Legit Reviews)
Sandy Bridge overclocking complicated by common base clock(The Tech Report)
Intel plans to deliberately limit Sandy Bridge overclocking(bit-tech.net)
探討下代Intel微架構OC能力 業者:Sandy Bridge OC超頻性欠佳!!(HKEPC)

Intelのプレゼンテーション資料によると、LGA1155の“SandyBridge”ではオーバークロックに制限がかかるようである。HKEPCがリークした動画によるとLGA1155の“SandyBridge”ではベースクロックを上昇させることはできるものの、せいぜい2~3%のOCしかできなかったようである。その理由としてはクロックジェネレータがチップセットに搭載される1つのみとなり、結果CPUコアやメモリ、PCI-Express、PCI、S-ATA、USBなどのあらゆるバスの速度がリンクしてしまうためである。このクロックジェネレータのベースクロックは100MHzとなるらしい。
実を言うと“K series”が登場された背景はこれがあるようで、LGA1155の“SandyBridge”でもOC向けとして“K series”が登場するようである。
 
一方、現在のX58とLGA1366プラットフォームの後継となるハイエンド向けはLGA2011の“SandyBridge-E”となる。
HKEPCによると、“SandyBrdge-E”ではDDR3-2666(?)までのサポートとなる。またクロックジェネレータの構成は現行どおりとなり、ゆえにオーバークロック耐性には影響を及ぼさない。


bit-techにはこれに関するスライドも掲載されており、“SandyBridge”世代のハイエンドデスクトップ向けが“SandyBridge-E”となることは確かなようです。“SandyBridge-E”がLGA2011ならば、“SandyBridge-B2”とも言われてきたLGA1356の“SandyBridge”はどういう扱いになるのかという疑問が出てきますが、ひょっとするとLGA1356の“SandyBridge”はデスクトップ向けには出てこないのかもしれません。そうなるとLGA1356は下位2-way サーバー向けの“SandyBridge-EN”のみの狭い範囲に押し込められることになります。

本題のLGA1155の“SandyBridge-H2”のオーバークロックに関してですが、制限がかかる主因はクロックジェネレータを1つに統合してしまい、その結果CPU周波数やDMIバスだけでなくS-ATAやPCI-Expressなどあらゆるインターフェースのバス周波数が連動してしまうことによるようです。
HKEPCで行われた検証では5MHz周波数を上げただけで、S-ATAとUSBのバスが壊れてしまったようです。