北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD's Eight-Core Bulldozer Processors to Get Massive Cache - Documents.(X-bit labs)
[Rumour] AMD 8-core Orochi Bulldozer to feature 16MB cache(VR-Zone)

“Orochi”をベースとした8-coreの“Bulldozer”アーキテクチャのCPUは現行世代のCPUと比較するとキャッシュが増量される。最上位のCPUに関しては合計で16MBものキャッシュを搭載する。
 
“Orochi”は第1世代の“Bulldozer”アーキテクチャCPU群の総称でこれのサーバー向けが“Valencia”、デスクトップ向けが“Zambezi”である。“Orochi”は8MBの共有L3キャッシュを搭載する。“Orochi”のコア数は8、モジュール数は4で、それぞれのモジュールにはモジュール内の2つのコアで共有されるL2キャッシュが2MB搭載される。つまりL2キャッシュとL3キャッシュが合計で16MB搭載されることになる。現行のPhenom II X6などは9MBであるから、実に77%もの増量である。

モジュール毎に2MBという大容量のL2キャッシュは現行世代(L2=512kB xコア数)と比較しSingle-thread性能が向上することが期待される。またL3キャッシュの増量はメモリ帯域の向上をもたらすだろう。いずれにせよ、現行の“Stars / Hound”系CPUから大幅な性能向上が期待できそうである。

“Bulldozer”に関しては第4四半期にAMDから何らかの形(Analyst Dayなど)で新たな情報が公開されると予想されます。その情報に期待しましょう。一部では“Bulldozer”では排他キャッシュではなくなるという話もあります。いずれにせよ“Bulldozer”ではキャッシュ周りにも大幅な改良が加えられていそうです。