北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD: No Core Wars Incoming.(X-bit labs)
AMD sees end of "core war"(NordicHardware)

AMDのサーバー部門のCTOの話ではこの10年間においてはコア数戦争は起きず、効率性がコア数より重要になると述べた。

「コア数戦争はおそらく終わりを迎える。その終わりの時期が何時なのか正確な時期は分からないがこの10年の間で128個のコアが1つのダイに搭載されることはないだろう。128-core・1ダイのチップは技術的ロードマップにおいても非現実的である。消費電力が128-coreのような多コアのサーバー向けチップの登場を阻害することになるだろう」とAMDのサーバー部門のCTOであるDonald Newell氏は語った。
 
IntelのSCCのように50またはそれ以上のx86系コアを1ダイに搭載することはできる。しかし不幸なことに現在のプログラム・アプリケーションではシンプルなMulti-coreチップが路線が速度を改善してくれるとは限らない。そうなるとシンプルなStream coreと複雑なx86コアを組み合わせるという考えに行き着く。このようなヘテロジニアスMulti-coreチップを如何に効率的に使うかがソフトウェアメーカーの課題であり、市場が直面している大きな変化である。

今回の発言は取り立てて新しい話ではありません。Mutli-coreの限界は今までにも散々指摘尽くされている話です(この話ではしばしばアムダールの法則が引き合いに出されます)。そこでAMDが向かうのが“Fusion”―つまりは汎用のx86コアと単純な並列演算を得意とするStreamProcessorを統合するという路線なのでしょう。