北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Nvidia: We Are Not Building Chipsets Anymore.(X-bit labs)

NVIDIAは今年初めにチップセット部門とSOC部門を統合し、Tegraの製品競争力強化を目指した。そして11月11日、NVIDIAのCEOは公式にNVIDIAが今後(IntelやAMD向けの)チップセットを開発するつもりはないと述べた。
 
「我々はもうチップセットを作らない。今後作るのはSoC―Tegraだ。チップ統合は新たなレベルへ向かうだろう。そしてチップセット事業はもはや成長を望めず、実際今年の(チップセット事業の)売り上げは伸びなかった」とNVIDIAのCEOであるJen-Hsun Huang氏は語った。

NVIDIAは新チップセットの開発はもう行っていないものの、既存チップセットの供給は来年のFinancial yearも継続するようだ。
「AMD向けチップセットに関してはまだ我々は良い位置にいる。そのため、来年も(既存チップセットの)出荷は継続する。2番目はMCP89でこれが最終世代のIntel向けチップセットとなるだろう。これに関してはAppleの占めるところが大きく、まだしばらくは使われる見込みだ。だからチップセットの供給はもう少し続くだろう」


・・・来るべき時が来てしまったという印象です。
NVIDIAのチップセットの最大の売りは強力な内蔵GPUでしたが、CPU側にGPUコアが統合される現在の流れではチップセットでそれを前面に押し出すのは難しくなります。しかし、GPU強化の需要が無くなったわけではないので、省電力でなおかつ強力な単体GPUを開発し、別途搭載するようにした方が良いでしょう。無理してサウスブリッジ相当のチップセットにGPUをねじ込むのは現実的ではありません。

NVIDIAのチップセット事業の事実上の撤退により、コンシューマ向けx86 CPUではサードパーティ製チップセットはほぼ全滅したといってよさそうです。nForceの名も元記事の表題どおり歴史の中に埋もれてしまうことになるようです。

・・・Core2 Duo E6750用に衝動買いしたGeForce9400搭載Mini-ITXマザーボードは大事にとっておくとしましょう。

Tegra自体はまあいいのですが北森瓦版としてはx86を差し置いてARMに行くわけには行かなかったりします・・・だってARMじゃ自作はできないじゃないですかっ!