北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
NVIDIA GeForce GTX 550 Ti to launch on March 15(VR-Zone)
NVIDIA GeForce GTX 550 Ti scheduled for March 15?(HEXUS)
Nvidia GTX 550 Ti comes on 15th of March(Fudzilla)
Nvidia's New Dual-Chip Flagship Is Nearing - Listing in Drivers.(X-bit labs)

新型のメインストリーム向けGPUコアであるGF116を搭載したGeForce GTX 550 Tiが3月15日に登場するようだ。
この新GPUコアであるGF116は今までに登場したGF110とGF114同様にトランジスタレベルで設計を見直し、Performance-per-wattを向上させたものである。
 
このカードがGeForce GTS 550ではなくGTX 550 Tiになったことから推測すると、前世代のGF106を搭載したGeForce GTS 450から性能向上が図られていると思われる。とあるリーク情報によるとGeForce GTX 550 TiはRadeon HD 5770よりもDirect X11において35%、Direct X10において20%高性能であったという。
つまり、性能としてはGeForce GTX 460に近いものとなる。


GF116のコアとしては192-bitメモリインターフェースを有するが、前世代のGF106同様にそのうちの64-bit分が無効化されGeForce GTX 550 Tiではメモリインターフェースは128-bitとなる。基板もメモリ12枚分のPADが用意されているが、搭載されるメモリは8枚である。搭載メモリはGDDR5 1GBである。

基板はGTS 450とそれほど変わらず、電源回路は3+1 phaseである。出力はDual-link DVI-I x2 / mini-HDMI x1となる。
TDPは110WでこれもGTS 450とさほど変わらない。


GeForce GTX 550 Tiは3月15日に予定されており、価格は$200前後となるようだ。

GeForce
GTX 550 Ti
GeForce
GTS 450
GeForce GTS
450 OEM
GeForce GT 440
OEM
コア
プロセス
GF116
40nm
GF106
40nm
GF106
40nm
GF106
40nm
CUDA core数192192144144
コア周波数***MHz783MHz790MHz594MHz
Shader周波数****MHz1566MHz1580MHz1189MHz
Texture Units32322424
搭載メモリGDDR5
1GB
GDDR5
1GB
GDDR5
1.5GB
GDDR3
1.5GB, 3GB
メモリ周波数****MHz
(****MHz)
902MHz
(3608MHz)
1000MHz
(4000MHz)
800MHz(1600MHz)
900MHz(1800MHz)
メモリインターフェース128-bit128-bit192-bit192-bit
ROPs16162424
消費電力110W106W106W56W


ひょっとしてNVIDIAは“GTS”を使うのはやめるのでしょうか?
それはともかくとして、GF11xの3番目のコアとなるGF116を使用したカードが今回のGeForce GTX 550 Tiとなります。今までのGF11xではそのコアフルスペックのモデルが登場していましたが、GTX 550 Tiではメモリインターフェースが64-bit分無効化され128-bitとなります。つまりGF116のフルスペックではないことになります。こうなると192-bitでGF116フルスペックのGTX 555 Tiなるものが後から出てくるのか?などという疑問が当然持ち上がってきます。

余談ながら上の表のGeForce GT 440はOEM版で、最近リテールに出回ったGeForce GT 440とはまたスペックの異なるものです。OEM版のGeForce GT 440はGF106コア、リテールに出回ったGeForce GT 440はGF108コアとなるようです。

GeForce GT 440 - OEM(NVIDIA)
GeForce GT 440(NVIDIA)

・・・せっかく3桁の型番を使っているのですからOEM版はGeForce GT 441とでもすればよさそうですが、このような中途半端なナンバーはいやなのでしょうか?

GeForce GTX 550 Tiから話は外れますが、X-bit labsではGeForce GTX 590について少し触れられています。

GeForce GTX 590はフルスペックのGF110を2つ搭載したDual-GPUカードとなるようで、CUDA core数:1024 / Texture unit数:128 / 搭載メモリ:3072MB / メモリインターフェース:384-bit x2 / ROP数:96という怪物カードとなります。消費電力は300~375Wとなるようで、補助電源コネクタは8-pin x2が搭載されると言われています。

・・・こういうのが出てくるなら(メインストリーム~パフォーマンス帯でも6-pin x2が当たり前になりつつある現状とあわせ)PCI-Express電源コネクタは8-pinで統一してしまえと常々思います。6-pinを策定した当時は上限を225Wと考えていたのでしょうが・・・。

(過去の関連エントリー)
ベータ版ドライバにあったGeForce GTX 550TiとGTX 590の記述(2011年2月17日)

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