北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD video shows Llano, Sandy Bridge side by side(The Tech Report)

興味深い動画がYouTubeにAMDにアカウントで投稿された。この動画は合計約3分間で、2種類のノートPCを用いてグラフィックを多用するベンチマークを動かしたものである。片方のノートPCは“SandyBridge”こと2.00GHz / 4-coreのCore i7 2630QM、そしてもう1つがAMDのメインストリーム向けAPUとなる4-coreの“Llano”である。

使用された“Llano”は4-coreでRadeon HD 6620Mを内蔵GPUとして統合する。型番はA8-3510MXとなっている。そして対応するチップセットはA70M Fusion controller hub(FCH)である。

動画の内容は主に“SandyBridge”に対する“Llano”のグラフィック性能の優位性を主張するものとなっています。また消費電力に関しても“SandyBridge”よりやや少ないとしています。

現行のMobile向けK10のラインナップを見ると4-core製品はTDP45Wから35W、25Wと比較的広くラインナップされています。以前の情報でも“Llano”の4-core版は通常電圧版のほか、低電圧版もあるといわれていました。なので“Llano”の4-coreも割りと広くラインナップされる可能性はあります。

このあたりはMobile向け4-coreはあくまでもハイエンド向けとしてとどめているIntelと対照的です。


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