北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
New code names from AMD appears(NordicHardware)
A look at the new AMD names(SemiAccurate)

“Brazos”プラットフォームのローンチ時、“Fusion”ことAPUとしてはE-seriesとC-seriesが投入された。E-seriesはTDP18Wの“Zacate”、C-seriesはTDP9Wの“Ontario”である。アルファベットに続く数字はE-seriesが3桁、C-seriesが2桁である。
 
現行のE-seriesとC-seriesはB steppingである。しかし、パートナーには既にC0 steppingが配布されているという。このC0 steppingではTDP5Wのモデルが登場する。このTDP5WのモデルはT-seriesとなる見込みで、おそらくはタブレット向けになるのではないかと思われる。
AcerのIconia Tab W500がC-50のタブレット版ともいえるTDP5Wの特別モデルを搭載しているが、これがT-seriesに該当するかどうかは分からない。


APUに冠せられるアルファベットのもう1つが“A”である。A-seriesは“Llano”で使用される。

AMDの新世代のCPU / APUで使用される文字を整理すると以下のようになります。

seriesコア
FXZambeziTDP95, 125W Bulldozer processor
ALlanoTDP65, 100W Fusion APU
EZacateTDP18W Fusion APU
COntarioTDP9W Fusion APU
TOntario?TDP5W Fusion APU


以前の情報では“Llano”でTDP65WなE2-3250というモデルの存在が示唆されており、若干の例外は生まれそうです。ただ、基本的には上記の規則に従うことになるはずです。

今現在のラインナップではメインストリーム向けのノートPCに使用されるであろうTDP25~35W、及び大型ノートPCやオールインワンPCに使用されるであろうTDP45Wのレンジが空白となっています。この空白地帯は新たなseriesを立ち上げるか(例えばTDP25~35WならM-seriesなど)、あるいはTDP100WのA-seriesでA8-3550Pのように接尾語(例えばTDP45W版としてA8-3550Eのように?)をつけて区別するかになるでしょう。


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