Intel SSD Caching Feature for Z68 Chipset Explored(VR-Zone)
Intelは5月18日にZ68チップセットをリリースする。レビューに関しては12日に掲載されるだろう。
このZ68チップセットではSSD cachingと呼ばれる機能が追加される。SSD cachingは公式にはIntel Smart Response technologyと呼ばれ、Rapid Storage technology(RST)10.5から追加されている。このSSD cachingはHDDとSSDを組み合わせ、SSDをキャッシュのように使用するものである。SSD cachingを構築したHDDとSSDは1つのドライブとして認識され、SSDのために新たなドライブ文字を使用する必要はない。
主なシステム要件は以下の通り。
Intelは5月18日にZ68チップセットをリリースする。レビューに関しては12日に掲載されるだろう。
このZ68チップセットではSSD cachingと呼ばれる機能が追加される。SSD cachingは公式にはIntel Smart Response technologyと呼ばれ、Rapid Storage technology(RST)10.5から追加されている。このSSD cachingはHDDとSSDを組み合わせ、SSDをキャッシュのように使用するものである。SSD cachingを構築したHDDとSSDは1つのドライブとして認識され、SSDのために新たなドライブ文字を使用する必要はない。
主なシステム要件は以下の通り。
・Intel Z68チップセット+Core i
・BIOSでRST Smart Storage cachingが有効化されている
・S-ATAの動作モードはRAIDモード
・Intel RST 10.5以上
・キャッシュとできるSSDの容量は18.6GB~64GB
・キャッシュとできるSSDはシステムあたり1台まで
動作モードとしてはOFF / Enhanced(Default) / Maximizedの3モードがあります。ストレージ性能を重視する場合はMaximizedが選ばれることになりますが、その分ストレージの故障・エラーによるデータ消失の危険性は高まります。
Perfomance | Dual Boot Safe | Data caching | |
Enhanced | Boot-time Run-time read Paging | 有効 | Write-Through |
Maximized | Boot-time Run-time reads Run-time writes Paging | 無効 | Write-Back |
具体的にはEnhancedでは主に読み込み時の性能向上が見込まれます。Maximaizedでは加えて書き込み時の性能向上も期待できますが、CacheとしているSSDからHDDにデータを書き戻すという動作が生じます。
