AMD Fusion Demo Video Leaked - Llano Outperforms Sandy Bridge(Legit Reviews)
ウクライナのYouTubeユーザーがAMDの“Llano”と“SandyBridge”の比較動画を掲載した。使用されているのはRadeon HD 6620Mを内蔵するA8-3510MX APUと、HD Graphics 3000を内蔵するCore i7 2600Kである。
ウクライナのYouTubeユーザーがAMDの“Llano”と“SandyBridge”の比較動画を掲載した。使用されているのはRadeon HD 6620Mを内蔵するA8-3510MX APUと、HD Graphics 3000を内蔵するCore i7 2600Kである。
それぞれのProcessorのスペックであるがA8-3510MX APUが4-coreで周波数が定格1.80GHz / Turbo時2.50GHz、Core i7 2600Kが4-coreで周波数が定格3.40GHz / Turbo時3.80GHzである。
今回投稿された動画ではCore i7 2600K(“SandyBridge”)のFPSが3.99fpsだったのに対し、A8-3510MX APU(“Llano”)が19.21fpsとなっている。
3月上旬にも似たような“Llano”と“SandyBridge”の比較動画がYouTubeに掲載されました。この時はAMDのIDでアップロードされ、比較はA8-3510MX APUとCore i7 2630QMで行われました。
今回の動画は3月のものとは異なるもので、比較に使用されているCPUも“Llano”はA8-3510MX APUで変わりはありませんが、“SandyBridge”はデスクトップ用のCore i7 2600Kとなっています。A8-3510MX APUのスペックも一部明らかになっており、4-core / 1.80GHz, TC 2.50GHz / GPU=Radeon HD 6620Mとされています。
Mobile向けとデスクトップ向けというずいぶんといびつな形の比較で、さらにアップロード者も前回とは異なりAMDのアカウントでないため、前回の動画を弄くってでっち上げた偽物の可能性も否定はできません。
(追記:2011年4月27日22時25分)
AMD has high hopes for the Llano APU family(NordicHardware)
DigiTimesの情報によるとAMDは今年第3四半期に300万の“Llano”を出荷する予定で、同期のAMDのProcessorの売り上げの40%を占めるようになるという。
今回“Llano”と“SandyBridge”を比較した動画がリークしたが、その動画で使用されている“Llano”は4-core / 1.80GHz, TC 2.50GHzのA8-3510MX APUである。StreamProcessor数は400、TDPは45Wとなる。
“Llano”ではAMDはグラフィック性能に重きを置いており、実際今回リークした動画からもその様子が伺える。逆に、CPUの性能に関してはそれほどでもないように見える。
A8-3510MX APUのスペックが少しずつ明らかになっています。
以下に今まで判明したスペックをまとめます。
Llano(32nm / DirectX 11 / PCI-Exp. 2.0 x16) | |||||||
CPUコア | コア数 | 定格周波数 TC時周波数 | キャッシュ | TDP | 対応メモリ | ||
GPUコア | SP数 | GPU周波数 | |||||
A8-3510MX | Llano Husky | 4-core | 1.80GHz TC 2.50GHz | L2=1MB x4 | 45W | 2ch DDR3 | '11Q3 |
Radeon HD 6620 | 400sp | ***MHz |
デスクトップ向けの“Llano”については(周波数は明らかになっていないものの)既にラインナップが伝えられていますが、ノートPC向けの“Llano”はまだラインナップの全貌は明らかになっておらず、具体的なモデルとして存在が明らかになっているのはリーク動画で出てきたこのA8-3510MXのみです。
(過去の関連エントリー)
AMD “Llano”と“SandyBridge”の比較動画をお披露目(2011年3月2日)
