AMD Llano motherboards with USB 3.0 soon with the press(NordicHardware)
信頼できる情報筋によると、“Llano”ことFusion A-series向けのマザーボードがこの数週間以内にプレスにお披露目されるという。これらのマザーボードはUSB 3.0とHybrid CrossFire Xに対応するという。
信頼できる情報筋によると、“Llano”ことFusion A-series向けのマザーボードがこの数週間以内にプレスにお披露目されるという。これらのマザーボードはUSB 3.0とHybrid CrossFire Xに対応するという。
今まで多くのメディアが報じてきたように“Llano”のCPUコアはPhenom IIと同じK10系列のものである。ただし、“Llano”がPhenom IIと決定的に違う点はGPUを内蔵することである。内蔵されるGPUは最大400spのDirectX 11対応のものである。また、CPUコアに関してもTurboCore 2.0のサポートが追加されている。
“Llano”―Fusion A-seriesでは2種類のチップセットが用意される。それがAMD A75 FCHとA55 FCHである。A75ではUSB 3.0のサポートが追加される。USB 3.0のポート数は4である。またS-ATA 6.0Gbpsにも対応する。
A55はUSB 3.0のサポートが省かれ、またS-ATAも3.0Gbpsまでの対応となる。
最後にHybrid CrossFire Xについても説明しておく必要があるだろう。Hybrid CrossFire Xは“Llano”の内蔵GPUと単体GPUを組み合わせてより高いグラフィック性能を得るものである。
デスクトップ向けのFusion向けチップセット(FCH)は“Hudson-D”シリーズと呼ばれてきました。A75が“Hudson-D3”に相当するものになるでしょう。A55はそのスペックから判断すると“Hudson-D1”に相当するものとなるでしょうか。以前の情報では“Hudson-D1”は“Zacate / Ontario”向けあるいは“Llano”のエントリー向けと伝えられており、A55=“Hudson-D1”という図式はこれに矛盾するものではありません。
“Hudson-D”シリーズにはこれらの中間となりS-ATA 6.0Gbpsは搭載するがUSB 3.0には対応しない“Hudson-D2”というものもあるといわれています(型番はA65とでもなるのでしょうか?)。
以下に“Hudson-D”シリーズのスペックを参考として掲載します。
Hudson-D1 A55 FCH | Hudson-D2 | Hudson-D3 A75 FCH | |
接続バス | UMI 2.0 x4 | UMI 2.0 x4 +DP | UMI 2.0 x4 +DP |
拡張スロット | PCI-Exp. 2.0 x1:4 PCI:4 | PCI-Exp. 2.0 x1:4 PCI:3 | PCI-Exp. 2.0 x1:4 PCI:3 |
S-ATA / P-ATA | S-ATA 3.0Gbps:6 | S-ATA 6.0Gbps:6 RAID 0, 1, 10 | S-ATA 6.0Gbps:6 RAID 0,1,10 |
USB / IEEE1394 | USB 2.0:14 | USB 2.0:14 | USB 3.0:4 USB 2.0:10 |
その他 | 7.1ch Audio | 7.1ch Audio | SD Controller 7.1ch Audio |
(過去の関連エントリー)
Intel P67に対抗するAMDの“Hudson-D3”チップセット(2011年2月16日)
デスクトップ向けも3種類が用意される“Fusion”向けチップセット(2010年10月13日)
