北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD Expects Next-Gen Chip to Cut Power Consumption by Half.(X-bit labs)

AMDのCPUとGPUを融合したFusionの道のりはまた始まったばかりであるが、次の段階としてAMDはUltra-low power版のAPUを投入する計画のようである。このUltra-low power版のAPUは2012年に計画されており、その消費電力は17.5Wとなり、一方で性能は高いレベルにとどめられるという。
 
投資家向けカンファレンスでAMDのCEOであるThomas Seifert氏は次のように述べている。
「AMDは現行ノートPC向けAPU―“Llano”(TDP35W)から消費電力を半減させた製品を次の“Trinity”で投入することを計画している。この製品により超薄型ノートPCでも高性能コンピューティングを実現できる」


“Trinity”は“Next-generation Bulldozer”マイクロアーキテクチャのx86 CPUコアとVLIW 4系マイクロアーキテクチャのGPUコアを組み合わせたAPUとなる。

IntelがUltrabook構想を打ち出し、ノートPC向けCPUのTDPの主流を15~18.5W付近にすることを計画しているのはご存じかと思いますが、AMDもこの流れに追随してきた格好です。“Llano”も“Trinity”も同じ32nm SOIプロセスなので、ここで消費電力が半減するのはやや驚きもありますが、アーキテクチャの変更と32nm SOIプロセスの成熟などがこれを実現させたのでしょうか?
またもし“Trinity”がTDP18Wのレンジにまで降りてきた場合、その下に位置する“Krishna”の位置づけはどうなるのかという疑問がわいてきます。現行の“Zacate”ことE seriesはTDP18Wですが、“Krishna”世代のE seriesではTDPの引き下げが行われるのでしょうか?