北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Earnings Call Analysis: AMD focuses on APUs(Bright Side Of News)

今後の製品ロードマップに関する部分を中心に抜粋します。

◇APU製品
“Fusion”製品はAMDの中で大きなウェイトを占めるようになった。特にノートPC向けでは“Fusion”製品が70%を占めるようになり、ASPの引き上げにも貢献したという。第2四半期末にローンチされたA series APU(“Llano”)も顧客から強い要求があり、現時点で100万ユニットの“Llano”を出荷したという。そして“Llano”は今年1月に投入された“Brazos”プラットフォーム以上の速度で拡大するという。“Brazos”自体AMDのプラットフォームとしてAMD史上始まって以来の急成長を遂げたが、“Llano”の拡大はそれ以上になるという。
 
さらにこの後もAMDは積極的な製品展開を続ける。2012年上半期には“Llano”と“Brazos”の後継製品が登場する。“Llano”の後継でメインストリーム向けAPUとなるのが“Trinity”である。現行“Llano”の一番下のTDP枠は35Wであるが、“Trinity”ではさらに下の枠が用意される。おおむね現行“Llano”の半分の数字となるようだ。この低消費電力版“Trinity”は性能を求められる超薄型ノートPC向けとなる。

Bright Side Of Newsで示されているロードマップは昨年のフィナンシャルアナリストデイで掲載されたものです。その中のAPUのロードマップの下に「AMD's Roadmap Calls for Zambezi to be the last CPU, followed by Komodo APU.」という意味深な一文が加えられています。ロードマップでは“Komodo”はCPUとして掲載されていますが、このコメントをそのまま解釈すると“Komodo”はAPUになるととれます。単なる間違いなのか、あるいは本当に“Komodo”がGPUを統合したAPUになるのかは今の時点では不明です。



◇Server製品
こちらは特に大きな変化はありません。Opteron 6200(“Interlagos”)の後継が“Next-generation Bulldozer”アーキテクチャで最高20-coreの“Terramar”、Opteron 4200(“Valencia”)の後継が同じく“Next-generation Bulldozer”アーキテクチャで最高10-coreの“Sepang”となります。



◇GPU
こちらも特に目立った新情報はありません。28nm GPUに関しては「今年後半」とだけ言われており、具体的な時期は明らかにされなかったようです。