北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Leaked Intel Roadmap Reveals 10nm Process In 2018(Expreview.com)
Intel's road map for CPU architectures to 2018(Computerbase.de)

Intelが数年前から現在に至るまでとっている“Tick-Tock戦略”は今後数年間は続くようである。そして今回、Intelの最新のロードマップが明らかになった。
 
今回明らかになったのはサーバー向けCPUの計画の概略である。その中には今年のCeBITで初めて明らかにされたコードネームのCPUも含まれている。まず現行の“SandyBridge”アーキテクチャを使用した2-socket向けシステムは“Romley”プラットフォームとなる。なお、CPU固有の名前としては“SandyBridge-EP”となるだろう。これに続くのが“SandyBridge”アーキテクチャのままで製造プロセスを22nmにシュリンクした“IvyBridge”である。

既存アーキテクチャの製造プロセスシュリンクの次は既存プロセスで新アーキテクチャのCPUが続くのが“Tick-Tock戦略”である。22nmプロセスでは“Haswell”がその世代に該当する。デスクトップ向けおよびノートPC向けの“Haswell”は2013年予定であるが、ハイエンドサーバー向け製品は半年または1年ほど後になるのが通例であり、“Haswell”のハイエンドサーバー向け製品は2014年初めになる見込みだ。これに続くのが“Haswell”を14nmプロセスにシュリンクした“Rockwell”となる。

“Rockwell”の次の14nmプロセス世代の新アーキテクチャは“Skylake”となる。そして“Skylake”を10nmプロセスにシュリンクしたものが“Skymont”である。“Skymont”が登場するのはおそらく2018年末となるだろう。“Skymont”の次の世代についてはまだわかっていない。

もう1つ明らかになったのがネットワーク帯域に関する計画だ。まずPCI-Express 3.0が“SandyBridge-EP”世代で統合される。PCI-Express 3.0により、40GbpsのDual-LAN接続が可能となる。その次はPCI-Express 4.0であり、この世代で100GbpsのDual-LANが普及帯にもたらされるだろう。PCI-Express 4.0が統合されるのは2016年の“Skylake”の世代となる見込みだ。

プロセスコア
2011~12年Tock32nmSandyBridgePCI-Express 3.0
2012~13年Tick22nmIvyBridge
2014年TockHaswell
2015年Tick14nmRockwell
2016~17年TickSkylakePCI-Express 4.0
2018年Tock10nmSkymont


何とも壮大な話です。
この中で多少なりとも具体的な話が出てきているのは“Haswell”の世代までです(ただし、サーバー向けの“Haswell”がどのようなものになるかは全く明かされていない。ノートPC向けではTDPの減少とさらなる機能統合が行われるという話が出ている)。その先はコードネームのみが明らかにされた状態です。