北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
More companies start production of Ultrabooks in September(NordicHardware)
Notebook players to mass produce ultrabooks in September(DigiTimes)
ASUS unable to deliver Ultrabooks for sub-$1000(NordicHardware)
Ultrabooks Uncovered(Intel)

最近、Ultrabookの話題が多数見られるようになっている。Ultrabookの第1弾はASUSから出てくるようであるが、Intelによるとこの他にもいくつかの大手ノートPCメーカーがUltrabookを投入する計画であるという。
 
ノートPCの市場は現在も伸び続けている。そんな中提唱されたUltrabookのコンセプトは厚さが20mm以下、ストレージとしてSSDあるいはSSD cacheを利用し、Processorは低消費電力版の上位モデルを用い、バッテリ駆動時間は10時間以上を実現するというものである。それでいて価格は$1000未満を目指す。

9月にUltrabookの大量生産を開始するメーカーとしてはASUSの他、Hewlett-Packard(HP)、Acer、Dell、Lenovoなどが挙げられている。

Procesorは低消費電力版の上位モデルを用い、バッテリ駆動時間は長く、ストレージはSSDまたはSSD cache、そして薄く軽く。この条件を満たし価格は$1000未満というのは今までのノートPCから見ると非常に衝撃的なコンセプトです。
しかし、さすがにここまでするのは無理だという声も一部ではあるようです。

ASUSは最初にUltrabookをリリースするであろうメーカーである。Ultrabookは薄くて軽い筐体で高性能長時間駆動を実現し、価格はお求めやすいものになるという実現すれば夢のようなコンセプトであるが、ASUSによると価格に関してはUltrabookのコンセプトには添えないようである。

ASUSのUX21は最初のUltrabookになり、この第3四半期中に登場するだろう。だがUX21はIntelが言うような$1000未満では提供されないという。
その背景であるがまず第1に薄型化するためのコストである。ディスプレイも薄型のものを用いなければならず、またバッテリも高密度のものが要求される。2番目はWindowsのライセンスの問題である。3番目はハードウェアの要件で64~128GBのSSDにDual-coreのULV版Core i5, i7を搭載する必要がある。ULV版Core i5, i7の価格は$200~300ほどである。
これらを満たそうとすると$1000未満という価格を実現するのは難しくなる。


ASUSによれば、ProcessorをCore i3にまで落とせば$1000未満になるという。現在、ASUSの目指す価格の目標値はより現実的な$1000~2000である。

$1000未満は難しくても$1000~1500でUltrabookのコンセプトを実現したものが出てくるのならばUltrabookの魅力は失われないでしょう。また、Processorのコストの問題に関しては“IvyBridge”、“Haswell”と進むにつれてある程度の解決はされるように思えます(IntelがUltrabookを本気で推進する気があるのならば)。

(過去の関連エントリー)
UltrabookにCentrinoの夢を重ねるIntel(2011年7月23日)
Ultrabookと“Haswell”―“Haswell”にはSoC版も用意される模様(2011年6月2日)