Exclusive: Sandy Bridge-E now expected to launch in November, X79 chipset getting further feature cuts(VR-Zone)
“SandyBridge-E”を中核とするIntelのハイエンドデスクトップ向けプラットフォーム―“Waimea Bay”はローンチ前にもう1度仕様変更がありそうだ。ただ、その一方でローンチが2011年11月になるという話も出てきている。
いろいろと書いてありますが結局の所まとめてしまうとIntel X79の仕様が初期に計画していたものから変わる可能性があると言うことと、“Waimea Bay”が2011年11月に登場するかもしれないという2つに収束します。
Intel X79の仕様変更に関しては7月中旬に既にその話が出てきており、当初予定していた“Patsburg-D”ベースのものから仕様を落とした“Patsburg-B”ベースのものになると言われていました。しかし、今回の情報ではさらに機能が落とされると言われています。
“SandyBridge-E”を中核とするIntelのハイエンドデスクトップ向けプラットフォーム―“Waimea Bay”はローンチ前にもう1度仕様変更がありそうだ。ただ、その一方でローンチが2011年11月になるという話も出てきている。
いろいろと書いてありますが結局の所まとめてしまうとIntel X79の仕様が初期に計画していたものから変わる可能性があると言うことと、“Waimea Bay”が2011年11月に登場するかもしれないという2つに収束します。
Intel X79の仕様変更に関しては7月中旬に既にその話が出てきており、当初予定していた“Patsburg-D”ベースのものから仕様を落とした“Patsburg-B”ベースのものになると言われていました。しかし、今回の情報ではさらに機能が落とされると言われています。
数週ほど前、VR-ZoneではX79が“Patsburg-D”ベースから“Patsburg-B”ベースのものに変更されるという話を紹介した。ところが、今回VR-Zoneで得た情報ではX79は“Patsburg-A”ベースになるという。つまりSASポートは搭載されない。“Patsburg-A”ベースとなった場合、ストレージはS-ATA 6.0Gbpsが6ポートとS-ATA 3.0Gbpsが4ポートとなる。LGA1155で使われているP67やZ68と殆ど変わらないスペックである。
当初予定されていたX79は“Patsburg-D”ベース、そして数週前にこれが“Patsburg-B”ベースと言われるようになり、今回はとうとう最下位の“Patsburg-A”ベースとなりました。これらはストレージの機能が大きな差となりますが、まずベースとしてS-ATA 6.0Gbps:2 / S-ATA 3.0Gbps:4が全ラインナップ共通で搭載されます。そして、これに加わるストレージの数と種類でラインナップの差別化が行われます。
“Patsburg-A”ではS-ATA 6.0Gbpsが4ポート加わります。“Patsburg-B”では追加されるストレージの数は4ポートで変わらないもののS-ATA 6.0GbpsとSASに対応するものとなります。“Patsburg-D”になると追加されるストレージの数は大幅に増え、S-ATA 6.0Gbps/SASが8ポートとなります。また“Patsburg-D”では増えたストレージの分の帯域を補うためにPCI-Express 3.0 x4 uplinkが追加されます。
デスクトップでSASを使うことはそうそうないから“Patsburg-A”でも問題なかろうと言う声も聞こえてきそうです。確かに“Patsburg-A”のフルスペックのS-ATA 6.0Gbps:6 / S-ATA 3.0Gbps:4で来るのならあまり不満はなさそうですが、今回の情報では追加のS-ATA 6.0Gbps 4ポートがあるのかどうかがぼやかされており、「現行のP67チップセットとよく似たものになる」という記述も見られます。こうなった場合、ストレージは基本のS-ATA 6.0Gbps:2 / S-ATA 3.0Gbps:4となり、最初のスペックからはかなり見劣りするものになります。
では失われた分の機能はどうなるのか? という疑問が生じますが、この辺りもまだ明らかになっていません。VR-Zoneでは後のソフトウェアのアップグレードで利用可能になる、あるいはリビジョンチェンジが行われて新リビジョンで対応する、単純に上位モデルがフルスペックとなるという3つの展開を挙げています。
個人的には最初の“Patsburg-A”ベースのものはX76とでもして、後に出てくるフルスペックのものをX79とするのが割とわかりやすくて良いのではないかと思えます。
もう1つ“SandyBridge-E”に関する話題としてベースクロックの話が掲載されています。
Exclusive: Intel's future base clock options unveiled(VR-Zone)
VR-Zoneでは数日前に“IvyBridge-DT”のベースクロックの話をした。“IvyBridge-DT”では制限は残るもののある程度のベースクロックの調整ができるようになるとVR-Zoneでは解説した。
一方、ベースクロックの制限は“SandyBridge-E”にも存在するようである。ただ、“SandyBridge-E”の方が設定できるオプションが多くなるようである。
まず“IvyBridge-DT”であるが、ベースクロックの設定オプションは1種類のみのようである。
本題の“SandyBridge-E”であるが、“IvyBridge”プラットフォームのコンポーネントと共通のものとなる。示されたダイアグラムを見ると、CK505と呼ばれるチップがクロックジェネレータとして、ベースクロックを制御する。そして説明ではPEG/DMI ratioを調整し、異なるベースクロックを作り出すことができるようになるという。
“SandyBridge-E”ではベースクロックを100,125,166,200,250MHzととすることができるようである。ただ、“Waimea Bay”のローンチまでにまた変わる可能性があることは注記しておく。
ややわかりにくいですが、“SandyBridge-E”もあらかじめ用意された段階に沿って設定し、オーバークロックを行う形になりそうです。そして設定できる範囲は“SandyBridge-E”ではより多くなり、“IvyBridge-DT”では少なくなるようです。
※初出時あまりにも内容がお粗末だったため大幅に加筆修正を行いました。大変失礼致しました。1日以上たってから同じ内容が繰り返して2回書かれていることに気づき・・・まさにどうしてこうなった状態。
(過去の関連エントリー)
“SandyBridge-E”が2011年中に出る可能性はまだ残っているのか?(2011年7月16日)
