北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
◇“Trinity”は2012年第2四半期に、“Vishera”は第3四半期に登場する
Vishera and Trinity to Take Over AMD Processor Lineup in 3Q 2012(techPowerUp!)
Special Report: AMD's Fusion multiplier is unlocked, the A8 and A6-3670-3870 processors became official(DonanimHaber.com)

AMDの2012年のデスクトップ製品ロードマップをDonanimHaber.comがリークした。これによると、AMDは2012年第3四半期までに新しいコアの製品を投入する計画のようである。
まず2012年第2四半期にA series APU―つまり“Llano”の後継として“Trinity”を投入する。“Trinity”は第2世代の“Bulldozer”コアとなる“Piledriver” CPUとRadeon HD 7000系のGPUを組み合わせたものである。
 
第3四半期には“Zambezi”の後継となる“Vishera”がFX series CPUとして投入される。“Vishera”も第2世代“Bulldozer”コアである“Piledriver”コアを採用し、“Zambezi”で使われている第1世代“Bulldozer”―“Orochi”よりもIPC(Instrcutions per Clock)が向上する。

2011年のコアである“Llano”と“Zambezi”についてもその動きが明らかにされており、“Llano”は2011年第4四半期に新モデルが登場します。新モデルとして予定されているのは倍率ロックフリーでTDP100WのA8-3870K, A6-3670Kに加え、TDP65Wの上位モデルとなるA8-3820, A6-3620, A4-3420があります。
“Zambezi”は第2弾が2012年第1四半期までに登場し、その後“Vishera”への置き換えを待つ形となるようです。



◇45nm K10―Phenom II, Athlon IIは今年中にEOLへ
Phenom and Athlon EOL this year(Fudzilla)

Phenom II, Athlon IIは2011年第4四半期にEOLとなるが、実際はもう少し長い間その姿を見られそうだ。
AMDは45nm K10コアの製品の出荷を2012年第2四半期末までは続ける。しかし、新規のオーダーは2011年第4四半期で終了する。すでに、この第3四半期中にもいくつかのモデルはオーダー停止となる見込みである。


45nm K10は2009年1月に最初のPhenom II X4 940, 920が登場して2年半以上にわたって使われ、割と息の長い世代となりました(なぜ45nmで新マイクロアーキテクチャが出なかったのかという問い・意見はありそうだ。本来の“Bulldozer”がポシャったからというのは1つの答えであろう。2009年中頃にはK10の改良型である“Montreal”あるいは“Hydra”などというものも噂されていた)。
競合相手が“Nehalem / Westmere”で苦しい戦いを強いられた感はありますが、2年の間改良を重ねて頑張り、ようやく後継に道を譲る時が来たようです。