北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
Intel bringing TRIM support for RAID 0(NordicHardware)
Intel RST 11 to bring TRIM support to RAID 0(VR-Zone)
Intel Bringing TRIM Support To RAID0 With RST 11.5(StorageReview.com)

SSDには様々なアドバンテージがあるが制限もある。その1つがTRIMコマンドでもはやこれは必須のものとなっている。ところがこのTRIMコマンドはRAIDを構築した際には働かない。だがIntelは最新のドライバでこれをまもなく解決する。
 
とあるファイルを消去しても、実際はそれが何かしらのファイルで上書きされない限りそこに残っている。今までの機械的ストレージにおいては問題にはならない。しかし、SSDにおいてはこれらの(削除されたはずの)ファイルの残骸が残っているとこれが悪さをして性能を低下させる原因となる。SSDはフラッシュメモリセルを使用しており、メモリブロックへの上書きは速度を低下させる上にメモリセルにも負荷を与えることになる。

(消去された)古いデータはまずキャッシュを読み込み、消去されていることを確認した後新しいデータを書き込むという手順を踏む。これが起こると数秒のフリーズを起こすことになる。これを解決するのがTRIMである。TRIMはOSからSSDに送られるコマンドで(OS上からは消去された)使われないデータを報告し、(そのデータが占拠していたメモリセルを新たに使う前に)消去してしまうものである。

このTRIMコマンドはRAID環境では動作しない。そのためRAID環境かTRIMコマンドかのどちらかを選ばなくてはならなかった。しかしIntelの新ドライバ―RST 11.5(Rapid Storage Technology 11.5)ではRAID 0におけるTRIM対応が追加される。

Intel RST 11.5のアルファ版は8月5日にリリースされている。そしてまもなくベータ版が登場し、正式版もそう遠くない将来にリリースされるだろう。

正確にはRST 11.5のアルファ版ではRAID 0環境におけるTRIMコマンドのサポートは追加されておらず、その次のバージョンで追加されると注釈があったようです。そのRST 11.5の正式版は2012年第2四半期のどこかでリリースされると予想されています。