北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Next generation Intel Haswell video engine - covering all the standards in 2013(VR-Zone)

より多くのプログラマブルマルチフォーマットハードウェアがエンコード・デコードパイプラインの支援を行うことにより、将来のIntelのデスクトップ・Mobile CPUではHDはもとより、4K (QuadHD)画質の動画コンテンツを作成あるいは再生するといったことが標準的にできるようになる。
 
いわゆるTV画質というのは480iである。HDTVになるとこれが1080iとなる。ところがこの5年ほどを振り返ってみるとほとんどのプログラムは旧来の画質に基づいて作成されている。
自分自身で動画を撮るならば1080p60や3-D 120Hz 1080 HDとすることもでき、多くのディスプレイは1080p60を表示することができる。


この一番の問題はエンコードあるいはデコードに際し複数の規格があることである。そのため、ハードウェアサイドではこれらのほとんどを確実にかつスムースにリアルタイムに再生でき、さらにはできるだけ高速にエンコードできるようにすることが求められる。仮にいまHD画質をTVあるいは録画したコンテンツで使っていないとしても時代は既にその次―4KあるいはQuad HDへと動き出している。4KまたはQuadHDはFull HDの4倍の4096×2304となる。ちなみに16:10のディスプレイの場合は4096×2560となる。

より高い解像度が推進されることにより、ディスプレイに関しても2013年までにFull HDを超えるものが登場してくることになるだろう。2013年のIntel CPUといえばLGA1150の“Haswell”である。
“Haswell”の動画関連の新機能の目玉となるのがハードウェアエンコード・デコード機能のSVCおよびMVCへの完全対応
(SVC(スケーラブル映像符号化)とMVC(多視点映像符号化)はH.264/AVCの拡張規格のよう)である。またH.264/AVCの処理速度そのものも高速化される。これらは4K/QuadHDを扱うのには必須である。JPEGとMPEGのハードウェアデコードも巨大な画像や動画を開くあるいは編集するのに大きな力になるだろう。画像であれば16K×16Kにも対応しうる。MJPEG処理のサポートも追加され、Webカメラでのビデオ会議が一般的になる中で大きな役割を担うだろう。

“Haswell”世代のGPUが搭載する動画・画像処理エンジンの話です。“Haswell”せだいでは動画・画像処理エンジンが大幅に強化されるとここでは述べており、解像度ではQuad HD(4K)に対応し、規格としてはH.264/AVCの拡張規格であるSVC/MVCに完全対応するものとなります。
この改良された動画・画像処理エンジンにより動画・画像ともより重いものを楽に扱うことができるようになり、再生や編集の高速化が図られます。当然Ultrabook向けの“Haswell”にもこの動画・画像処理エンジンは搭載され、小さなUltrabookでも重い動画・画像を扱うことができるようになります。