Thunderbolt roadmap unveiled, new features coming to Apple et al(VR-Zone)
Intelは今後も新たなThunderbolt用のチップを予定しているが、今回VR-Zoneでは2013年までのThunderboltチップのロードマップを入手することが出来た。Intelはしばらく現在と同様に2種類チップを供給する形をとるが、これにいくつかの新機能を追加することになる。また将来的にはThunderboltにかかるコストも下がるのではないかとみられる。
Intelは今後も新たなThunderbolt用のチップを予定しているが、今回VR-Zoneでは2013年までのThunderboltチップのロードマップを入手することが出来た。Intelはしばらく現在と同様に2種類チップを供給する形をとるが、これにいくつかの新機能を追加することになる。また将来的にはThunderboltにかかるコストも下がるのではないかとみられる。
Intelは2013年に“Haswell”CPUと“Lynx Point”チップセットで構成される“Shark Bay”プラットフォームを予定しているが、これに合わせるように新たなThunderbolt用のチップとして“Redwood Ridge 4C”と“Redwood Ridge 2C”を計画している。“Redwood Ridge 4C”は4ch、“Redwood Ridge 2C”は2chのモデルである。そして最終的な製品名はまもなく登場する“Cactus Ridge 4C / 2C”がそれぞれL3510LとL3310になっていることを踏まえると、“Redwood Ridge 4C/2C”はそれぞれL4510とL4310となるのではないだろうか。
“Redwood Ridge”ではいくつか新機能が追加されるが、その中で重要なものがPower Optimizerと呼ばれるものである。おそらくはつながれたデバイスのバスを制御を改良する類のものと予想される。その他の機能としてはDisplayPort 1.2への対応があるが、ホストデバイスのThunderbolt/DisplayPortコネクタからの直接出力において制限がある。DisplayPort 1.2対応モニタはデイジーチェーン接続が可能であるが、この機能は今のところThunderboltデバイスにおいては使用できない(AppleのThunderbolt接続ディスプレイは例外)。
2014年になるとIntelは“Broadwell”CPUと“Crescent Bay”チップセットを投入し、これに併せてThunderboltコントローラチップも新しいものが登場する。この世代のThunderboltコントローラチップの名前や機能についてはまだ明かせないが、2014年にThunderboltコントローラチップの性能向上があるとIntelは述べている。もう少し時期が近くなればIntelも情報を明かし始めるだろうが、おそらくこの年にThunderboltがその真の力を発揮することになるのだろう。
まずまもなく登場するのが“Cactus Ridge”で、一部のZ77マザーボードに搭載されるThunderboltコントローラはこれではないかと言われています。続く2013年のThunderboltコントローラが“Redwood Ridge”となります。
