北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
NVIDIA to launch 7-Billion Transistor Kepler GPGPU "Tesla" Boards on May 14?(Bright Side Of News)
GK110 nVidia chip with 7 billion transistors(3DCenter.org)
NVIDIA Kepler Video Card With 7 Billion Transistors Coming Soon - GeForce GTX 690?(Legit Reviews)

5月14日~17日にNVIDIAはGPU Technology Conferenceを開催する。そのカンファレンスで“S0642 -Inside Kepler.”と題されたセッションがStephen Jones氏とLars Nyland氏により開催され、ここでNVIDIAが70億トランジスタのチップをいかに製造するかということにも触れられるという。70億というトランジスタ数は史上最大級のものとなる。また同セッションでは最良の演算性能を引き出すための設計者の取り組みについても講演される。
 
現在出回っている“Kepler”の上位GPUとなるGK104は35億トランジスタを搭載している。しかしGK104(≒GeForce GTX 680)はNVIDIAが使用するシリコンダイとしては決してハイエンドという扱いではない。つまり、他に弩級のシングルダイのカードが登場するのである。

NVIDIAはこの巨大ダイのチップをまずGPU Computing向けのTeslaに投入する。価格はGPU単体で$1000となり、これにECCに対応したGDDR5 3GB/4GB/6GB/8GB/12GB/16GBが加わる。
NVIDIAは“Kepler”世代のTeslaの販売量ををこれまでの世代のTeslaのそれを全て合わせたものよりも多い数になると見込んでいる。


70億トランジスタのGPUにECC対応で大容量のGDDR5を搭載・・・次世代Teslaは非常にごつい仕様のカードとなりそうです。
現時点ではこれがはっきりとGK110と決まったわけではなさそうですが、3DCenter.orgではこの70億トランジスタのチップはGK110であろうとしています。ただ以前の情報ではGK110が登場するのは早くても8月と言われていました。Bright Side Of Newsの表題では70億トランジスタを搭載したGPGPU向けのTeslaが5月14日にローンチされると書いていますが、実際に製品が登場するというよりはGK110に関する技術講演と仕様のお披露目などが行われるのではないかと思われます(実際に製品が登場したらそれはそれで大ニュースであるが・・・)。

(過去の関連エントリー)
GK110のスペック―550mm2の巨大ダイになる?(2012年3月22日)