北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
AMD prepares Athlon II X4 CPUs for socket FM2(CPU World)
AMD working on socket FM2 Athlons(Fudzilla)
AMD Plans Desktop Athlon II X4 Chips Based on "Trinity" Silicon(VR-Zone)
New AMD Athlon II CPUs to Fit Socket FM2 On the Way(Legit Reviews)
AMD prepares FM2 Athlon II X4 CPUs(HEXUS)

“Athlon”のブランドは1999年にAMDの第7世代のx86 CPUとともに登場した。K7 Athlonは最初はSlot A後にSocket Aを使用した。その後、Athlonにも様々なバリエーションが登場し、初代Athlonから始まってAthlon XP、Athlon64、Athlon64 X2とAMDの高性能CPUのブランドとして使われた。Phenomが登場した後は低価格向けCPUにAthlonの名が使われるようになり、Athlon X2やAthlon II X2 / X3 / X4が登場した。2011年にAPUが登場し、“Llano”がA series APUとして登場した後もAthlonの名は生き残り、SocketFM1でGPUを搭載しない製品にAthlon IIの名が使われた。そしてこの次のSocketFM2でもAthlon IIの名を冠する製品が登場するという。
 
SocketFM2で登場するAthlon IIは3種類で、Athlon II X4 730, X4 740, X4 750Kが予定されている。
全てのスペックが現時点で分かっているわけではないが、基本的なスペックのみは明らかになっている。まずAthlon II X4 730とX4 740であるがTDPはどちらも65Wである。周波数はAthlon II X4 730が2.80GHz、X4 740が3.20GHzである。Athlon II X4 750KはTDP100Wで周波数は3.40GHzとなり、末尾の“K”が示すとおり倍率ロックが解除されたモデルとなる。
このSocketFM2のAthlon II X4 700 seriesは“Piledriver”コアをベースとしており、4-core / 2-moduleでL2=2MB x2となる。“Llano”コアのAthlon II 600 seriesがGPUを無効化していたのと同様に、この“Piledriver”コアのAthlon II X4 700 seriesもGPUが無効化されたものとなるだろう。Turbo Coreに関してはおそらく対応しているのではないかと思われるが、現時点ではTurbo Core動作時の周波数は分かっていない。またこれらAthlon II X4 700 seriesがいつ登場するのかも不明である。


以下にAthlon II X4 700 seriesのラインナップを示します。

◇Athlon II X4 700(Piledriver / 32nm SOI / 2ch DDR3 / SocketFM2)
  X4 750K 4-core/2-module 3.40GHz L2=2MB x2 TDP100W
  X4 740 4-core/2-module 3.20GHz L2=2MB x2 TDP65W
  X4 730 4-core/2-module 2.80GHz L2=2MB x2 TDP65W

“Llano”時代のAthlon II X4 600 seriesとは異なり、“Piledriver”コアのAthlon II X4 700 seriesはTDP65Wの製品が多くラインナップされています。