北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
"Ivy Bridge-EN/EP/EX" with up to 12 cores at 130 Watt TDP(ComputerBase.de)

この数日の間に“IvyBridge-EN / IvyBridge-EP / IvyBridge-EX”の詳細が少しずつではあるが明らかになりつつある。そして今回またその“IvyBridge-EN / IvyBridge-EP / IvyBridge-EX”の情報が明かされた。これら“IvyBridge”世代のサーバー向けCPUは最大12のコアを有するという。
 
“IvyBridge”世代のサーバー向けCPUのうち“IvyBridge-EN / IvyBridge-EP”は現行の“SandyBridge-EN / SandyBridge-EP”を置き換えるものとなり、現行のC600チップセットを使用した“Romley”プラットフォームをそのまま使用する。対応Socketは“IvyBridge-EP”がLGA2011、“IvyBridge-EN”がLGA1356となる。
“IvyBridge-EN / IvyBridge-EP / IvyBridge-EX”は22nmプロセスで製造され、このプロセスシュリンクの効果を活かしてコア数の増加が図られる。そして“SandyBridge”世代の最大8-coreに対し、“IvyBridge”世代では最大12-coreとなる。L3キャッシュも同時に“SandyBridge”世代の最大20MBから、“IvyBridge”世代では30MBに増量される。一方でTDPは130Wのまま据え置かれる。この130Wというのは通常版の数字で、最大10-coreとなる低消費電力版ではTDP70Wのものが用意される。


この他、“IvyBridge”世代では対応メモリの周波数が一ランク引き上げられ、DDR3-1866に対応するものが用意される。
“IvyBridge-EN / IvyBridge-EP”は2013年中盤以降の登場となる。
最大12-coreのProcessorはエンスージアスト向けデスクトップにも欲しいところであるが、この分野のLGA2011 processorは現行の6-coreまでとなる見込みである。


“IvyBridge-EN / IvyBridge-EP / IvyBridge-EX”ではコア数が増やされるという予想は前々からあり、最大10-coreとなるという予想が多く見られましたが、今回の情報はそれをさらに超えて12-coreになると述べています。何ともロマンのある話ですが、一方でハイエンドデスクトップ向けは6-coreにとどまるのではないかという予想も最後の段落で書かれています。12-coreまで行くと周波数も下げざるを得なくなり、デスクトップ向けには向かないだろうという判断でしょうか。以前の情報では“IvyBridge”世代のダイにはMaxコア数のダイ(この場合は12-coreのダイ)の他、6-coreのダイが用意されるという話がありましたが、ハイエンドデスクトップ向けに充当されるのはこのダイなのかもしれません。

“SandyBridge”世代と“IvyBridge”世代のサーバー向けCPUの仕様を以下にまとめます。

IvyBridge-EP / ENSandyBridge-EP / EN
製造プロセス22nm32nm
最大コア数12-core8-core
最大スレッド数24-thread16-thread
最大L3キャッシュ容量30MB20MB
対応メモリDDR3-1866DDR3-1600
3 RDIMM /ch, 3 LRDIMM /ch, 2 UDIMM /ch
ECCサポート
PCI-ExpressPCI-Express 3.0:40 (8GT/s)
QPI8.0, 7.2, 6.4GT/s