◇デスクトップ向け“Haswell”の第1弾の価格は$184から
Haswell starts from $184(Fudzilla)
“Haswell”は第4世代のCoreとして2013年第2四半期に現在の“IvyBridge”を置き換える形で登場する。そして“Haswell”第1弾の価格はトレイ$184、BOX $195からとなる。
最も低価格な“Haswell”はCore i5 3470(4-core/4-thread, 3.20GHz/TB 3.60GHz, TDP77W)の置き換えである。正確な数字は分からないがスペックはCore i5 3470よりも良いものとなり、高速なものとなるだろう。
デスクトップ向け“Haswell”の第1弾は4-coreのみとなる模様で、4-coreのCore i5以上は置き換えられるが、2-coreのCore i3は最初のローンチ時には置き換えられない見込みである。
“Haswell”については9月11日より開催されるIDF 2012でより詳しいことが明らかになるだろう。
・・・ようするに“SandyBridge”や“IvyBridge”と同じような展開となるようです。“SandyBridge / IvyBridge”もまず4-coreのCore i5, i7から投入され、その後2-coreのCore i3が出てきましたが、“Haswell”でも同じように展開される模様です。
Haswell starts from $184(Fudzilla)
“Haswell”は第4世代のCoreとして2013年第2四半期に現在の“IvyBridge”を置き換える形で登場する。そして“Haswell”第1弾の価格はトレイ$184、BOX $195からとなる。
最も低価格な“Haswell”はCore i5 3470(4-core/4-thread, 3.20GHz/TB 3.60GHz, TDP77W)の置き換えである。正確な数字は分からないがスペックはCore i5 3470よりも良いものとなり、高速なものとなるだろう。
デスクトップ向け“Haswell”の第1弾は4-coreのみとなる模様で、4-coreのCore i5以上は置き換えられるが、2-coreのCore i3は最初のローンチ時には置き換えられない見込みである。
“Haswell”については9月11日より開催されるIDF 2012でより詳しいことが明らかになるだろう。
・・・ようするに“SandyBridge”や“IvyBridge”と同じような展開となるようです。“SandyBridge / IvyBridge”もまず4-coreのCore i5, i7から投入され、その後2-coreのCore i3が出てきましたが、“Haswell”でも同じように展開される模様です。
◇“Haswell”のCPUとGPUについておさらい
More details emerged about Intel's "Haswell" processors(ComputerBase.de)
Intel Haswell Desktop and Mobile Processors Launching in Q2 2013, Core and GPU Details Revealed(WCCF Tech)
Intel's Next Gen Haswell CPU and GPU Details Revealed(Legit Reviews)
“Haswell”に関する多数のスライドが掲載されています。
基本的には今までの情報のまとめとなります。
CPUコア数は4または2、GPUはGT1, GT2, GT3の3種類があります。このうちGT3は最も強力なGPUとなりますが、今回のスライドにおいては2-core+GT3と言う形でUltrabook向けのTDP15Wの製品にしか描かれていません。デスクトップ向けおよびメインストリーム向けはGT2までが使用されます。
今回やや詳しく書かれているのがSKU毎のTDPです。
まずデスクトップ向けは4-coreがTDP95W, 65W, 45Wで展開され、2-coreはTDP65W, 35Wとなります。“S”や“T”に相当するであろうものは今までと変わりがありませんが、無印あるいは“K”に相当するであろうSKUは“IvyBridge”世代の4-core=77W, 2-core=55Wからやや上がり、“SandyBridge”世代と同じ数字となります(むしろ“IvyBridge”世代が例外的と言うべきか?)。
通常のノートPC向けは4-coreが47W、2-coreが37Wとなります。現行がそれぞれ45Wと35Wなので2W上がることになりますが。Configurable TDPによりそれぞれ35Wと25Wに設定することも出来るようです。
一方、Ultrabook向けは全て2-coreとなりますが、TDPは15Wとこちらは逆に引き下げられます。2-core+GT3のダイはUltrabook向けのCore i7に投入されるようで、これもTDP15Wに収められます。
(過去の関連エントリー)
“Haswell”に搭載される内蔵GPUの新機能のお話(2012年8月24日)
“Haswell”のコア数とGPUとメモリコントローラの組み合わせパターン(2012年8月21日)
◇“Haswell”と対になるチップセット―Intel Z87
Top Haswell chipset is Z87(Fudzilla)
“Haswell”世代のOCにも対応する最上位チップセットはIntel Z87と呼ばれる。このZ87がIntel 8 sereisの最上位モデルとなる。PCI-Expressは1x16 / 2x8 / 1x8 +2x4のいずれかに設定することが出来、大半のゲーマーを満足させられる仕様となっている。またこの新チップセットではVoltage regulatorを内蔵する他、I/Oポートに柔軟性をもたせ、さらに内蔵GPUの出力は最大3画面出力が可能でHDMI, DVI, DisplayPort, eDP, VGAに対応する。
Rapid Storage Technology 12ももたらされる他、UEFI fast boostに対応する。S-ATA 6.0Gbpsへ対応、RAID 0, 1, 5, 10もサポートする。
Z87ではRAID 0時のTRIMコマンド有効化に加え、Rapid reecovery technology、Smart responsive technologyを備える。
唯一、Intel Z87にはSmall business advantageはなく、これが必要な場合はH87を使うこととなる。
I/OはS-ATA 6.0Gbpsポート6個、4基のUSB 3.0を含む合計14基のUSB、8レーンのPCI-Express(=おそらくこのPCI-Expressレーンはチップセット側が有しているもの)を備える。
ほぼ既報通りで、それほど変わった部分はありません。
