北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
BREAKING NEWS: AMD Teams Up with ARM to Transform the Datacenter Industry.(X-bit labs)
AMD Does Not Rule Out ARM-Based Solutions for Clients.(X-bit labs)
AMD Will Build 64-bit ARM based Opteron CPUs for Servers, Production in 2014(AnandTech)
AMD to build ARM-compatible 64-bit processors(The Tech Report)
AMD to design ARM-based server processors(CPU World)
AMD to bridge x86 and ARM processors for data centers(DigiTimes)
AMD announces ARM-based Opterons(bit-tech.net)
AMD to offer 64-bit ARM-based Opterons(Fudzilla)
AMD to Launch Hybrid 64-bit ARM, x86 Chips for Servers in 2014 on 14nm?(Bright Side Of News)
AMD First to Bridge Both x86 and ARM Processors for the Data Center(techPowerUp!)
AMD to Bridge Both x86 and ARM Processors for the Data Center(Guru3D)
AMDがARMコアサーバーCPUを開発、2014年に投入へ(Impress PC Watch / 後藤弘茂のWeekly海外ニュース)
AMD Changes Compute Landscape as the First to Bridge Both x86 and ARM Processors for the Data Center(AMD)

AMDは現在各方面に展開しているx86 pocessorに加え、64-bit ARMをベースとしたprocessor製品を開発すると発表した。この64-bit ARMベースのprocessorまずクラウドやデータセンター向けのサーバー製品として投入される予定である。
 
AMD初のARMベースのprocessorは64-bit対応のMulti-coreでかつ高度に統合が進んだSoCとなり、高密度で電力効率が求められる大規模データセンターに最適化されたものとなり、最新のComputing experienceを提供する。ARMベースのOpteronp rocessorは2014年の生産開始を目標としており、Freedom supercompute fabricに組み込まれることになる。

今回AMDが発表した新たなDesign initiativeは高密度クラウドコンピューティングソリューションからのより高い電力対効率(Performance-per-watt)を求める声の増大に応えるものである。AMDが最初の64-bit x86 server processorとしてAMD Opteron processorを投入したのは2013年となる。そして今回のARMベースのOpteron processor投入により、AMDは唯一のx86と64-bit ARMの両方を提供する事業者となり、より高い柔軟性を実現し、最高の性能と電力効率をエンタープライズワークロードにもたらすことになるだろう。

「AMDはかつてAMD 64でデータセンターのメインストリームに64-bitコンピューティングをもたらした。そして今度はAmbidextrous strategyが(データーセンターなどの)業界に大きな変革を与えることになる。この戦略によりx86とARM両方で電力効率に優れた64-bit server processorが幅広くもたらされることになる」とAMDのCEOであるRory Read氏は語る。
「ARMとの協力により、AMDの豊富なIP資産と、64-bit processorに関する長年の知見、そして業界を引っ張るAMD SeaMicro Freedom supercompute fabricがデータセンターに完璧で柔軟性が非常に高いprocessingソリューションをもたらす」


上はAMDのプレスリリースの3段落目までをほぼそのまま訳したものです。日本語の解説記事としてはおなじみ後藤氏のコラムがわかりやすくまとめられています。
現時点ではARMベースのサーバーprocessorとしてこのような製品が投入されるという具体的な話は明らかにされていませんが、一部のメディアではGlobalFoundriesが最近アナウンスした14nmプロセス―14XMプロセスを使用するのではないかと予想しています。
もう1点押さえておくべき事は、今回のARMベースのサーバーprocessor開発が、そのままx86サーバーからの撤退を意味するものではないと言うことで、先日のAMD Fusion Developers Summits 2012で示されていたような
x86ベースのサーバーCPUやサーバーAPUも並行して投入されることになります。AnandTechなどにAMDのスライドがいくつか掲載されており、そのうちの1枚にARMとx86の棲み分けを示したものが掲載されています。ARMは電力効率がより求められなおかつオープンソースなシステムに、x86は性能が重視され確立されたワークロードを行うシステムにと位置づけ得られており、今回の話の中心となっているクラウドやデータセンターにはARMとx86 CPUが描かれています。同様にStreamingやMobileにはAPUが、HPCやSimulationにはx86 CPU / APUが描かれています。なので今回のアナウンスは「x86からARMに乗り換える」事を意味するのではなく、「x86に加えてARMも投入する」という事を意味しているのでしょう。