クリスマス・イヴに店頭で極冷デモを行います!(AKIBAオーバークロックCafe)
BlogなMaterialisticA※
(※12月24日23時40分時点では今回の記事はまだ掲載されていない)
12月24日に秋葉原のOVERCLOCK WORKSで「T使い」こと瀬文茶氏による“Trinity”の極冷デモが行われた。
・・・ということで見学させていただきました。
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(※12月24日23時40分時点では今回の記事はまだ掲載されていない)
12月24日に秋葉原のOVERCLOCK WORKSで「T使い」こと瀬文茶氏による“Trinity”の極冷デモが行われた。
・・・ということで見学させていただきました。
極冷デモは2回行われ、1回目はA8-5600Kを、2回目はA6-5400Kが使用されました。その際の主なPCパーツの構成は以下の通りとなります。
改良型極冷対応2段式T-shooter(命名:北森四夜)とはなんぞや?と思われた方もおられるでしょうが、百聞は一見にしかず。以下の写真を見ていただきましょう。

これが改良型極冷対応2段式T-shooterです。瀬文茶氏の作で、T-shooterを2つ縦に重ね、隙間をふさぐことにより極冷を可能とした一品です。
ちなみに通常のT-shooterはこんなの。

至って普通のCPUクーラーでございます。
さてこの改良型T-shooterに液体窒素を注いでいきます。

じょろじょろとな。

余計な冷気でマザーボードが結露しないように、余剰冷気排除のためのファンを設置して完成。
そして第1回目のA8-5600Kのオーバークロック・・・

7.000GHz!!
6GHz台後半でやや伸び悩んでいましたが、乗せました!
A10-5800Kには7.938GHzという世界記録が出ていますが、A8-5600Kはこの時点での最高記録は6GHz台、つまり7.000GHzはA8-5600KのOC世界記録を塗り替えたことになりました。
おめでとうございます!
・・・A10-5800Kと比較すると下位に位置するA8-5600Kは伸びない傾向もあるかもしれないとかなんとか。そもそもWorld Recordを出しているようなA10-5800Kは選別に選別を重ねたいわゆる“超当たり石”と呼ばれるもののようです。
オーバークロックといったら忘れてはいけないのがSuperPiです。

結果はベースクロック124MHz×53の6.57GHzで15.491sec
これも最高記録を更新しました。
“Trinity”で忘れてはいけないのがGPU。今回はこちらもオーバークロックが行われました。

CPUコア周波数5.00GHz、GPUコア周波数1520MHz、メモリ周波数2400MHzで3DMark06を完走させました。
記録は11818、今までのA8-5600Kでの3DMark06スコアの最高記録は10300程度でしたので、3DMark06でも最高記録を更新しました。
前世代の“Llano”では極冷下でGPUに負荷をかけてしまうと落ちてしまう(コールドバグによる?)ので記録をとれなかったと瀬文茶氏。“Trinity”ではこのように動作させられ、記録もとることができましたが、描画異常は認められ、ベンチマーク画面にはノイズが目立ちました。この後、3DMark11も動かしましたが、動作はするものの、ノイズが余りにも目立つためか、スコアを出すには至りませんでした。

これが今回使用されたA8-5600K

殻割られちゃった☆
ご覧いただければ分かるとおり、“Trinity”ではチップ抵抗がヒートスプレッダ装着部に近接しており、これを削ってしまって失敗する例が多数ありましたが、今回のA8-5600Kではこのチップ抵抗を削ることなく殻割りに成功し、この状態での動作が確認されました。
・・・実を言うと極冷をここまでじっくり見るのは今回が初めてだったり。なので今回のイベントは非常におもしろいものとなりました。
瀬文茶様、OVERCLOCK WORKS様、関係者各位には厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。


- ○1回目
- CPU:A8-5600K
- M/B:ASUS F2A85-V Pro
- Memory:G.Skill TridentX DDR3-2400 CL10 8GB×2
- 冷却:改良型極冷対応2段式T-shooter+液体窒素
- ○2回目
- CPU:A6-5400K
- M/B:Gigabyte F2A85X-UP4
- Memory:G.Skill TridentX DDR3-2400 CL10 8GB×2
- 冷却:改良型極冷対応2段式T-shooter+液体窒素
改良型極冷対応2段式T-shooter(命名:北森四夜)とはなんぞや?と思われた方もおられるでしょうが、百聞は一見にしかず。以下の写真を見ていただきましょう。

これが改良型極冷対応2段式T-shooterです。瀬文茶氏の作で、T-shooterを2つ縦に重ね、隙間をふさぐことにより極冷を可能とした一品です。
ちなみに通常のT-shooterはこんなの。

至って普通のCPUクーラーでございます。
さてこの改良型T-shooterに液体窒素を注いでいきます。

じょろじょろとな。

余計な冷気でマザーボードが結露しないように、余剰冷気排除のためのファンを設置して完成。
そして第1回目のA8-5600Kのオーバークロック・・・

7.000GHz!!
6GHz台後半でやや伸び悩んでいましたが、乗せました!
A10-5800Kには7.938GHzという世界記録が出ていますが、A8-5600Kはこの時点での最高記録は6GHz台、つまり7.000GHzはA8-5600KのOC世界記録を塗り替えたことになりました。
おめでとうございます!
・・・A10-5800Kと比較すると下位に位置するA8-5600Kは伸びない傾向もあるかもしれないとかなんとか。そもそもWorld Recordを出しているようなA10-5800Kは選別に選別を重ねたいわゆる“超当たり石”と呼ばれるもののようです。
オーバークロックといったら忘れてはいけないのがSuperPiです。

結果はベースクロック124MHz×53の6.57GHzで15.491sec
これも最高記録を更新しました。
“Trinity”で忘れてはいけないのがGPU。今回はこちらもオーバークロックが行われました。

CPUコア周波数5.00GHz、GPUコア周波数1520MHz、メモリ周波数2400MHzで3DMark06を完走させました。
記録は11818、今までのA8-5600Kでの3DMark06スコアの最高記録は10300程度でしたので、3DMark06でも最高記録を更新しました。
前世代の“Llano”では極冷下でGPUに負荷をかけてしまうと落ちてしまう(コールドバグによる?)ので記録をとれなかったと瀬文茶氏。“Trinity”ではこのように動作させられ、記録もとることができましたが、描画異常は認められ、ベンチマーク画面にはノイズが目立ちました。この後、3DMark11も動かしましたが、動作はするものの、ノイズが余りにも目立つためか、スコアを出すには至りませんでした。

これが今回使用されたA8-5600K

殻割られちゃった☆
ご覧いただければ分かるとおり、“Trinity”ではチップ抵抗がヒートスプレッダ装着部に近接しており、これを削ってしまって失敗する例が多数ありましたが、今回のA8-5600Kではこのチップ抵抗を削ることなく殻割りに成功し、この状態での動作が確認されました。
・・・実を言うと極冷をここまでじっくり見るのは今回が初めてだったり。なので今回のイベントは非常におもしろいものとなりました。
瀬文茶様、OVERCLOCK WORKS様、関係者各位には厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
