北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Micron starts sampling 16-nm flash chips for SSDs(The Tech Report)
Micron Unveils Industry’s First NAND Flash Produced Using 16nm Process Technology.(X-bit labs)
Micron sampling 16nm, 128Gb NAND(DigiTimes)
Micron Announces 16nm 128Gb MLC NAND, SSDs in 2014(AnandTech)
Micron、16nmプロセス/128GbitのNANDフラッシュをサンプル出荷開始(Impress PC Watch)
Micron Unveils 16-Nanometer Flash Memory Technology(Micron)

Micronは7月16日、業界最小サイズとなる容量128Gbit(16GB)のMLC NANDフラッシュメモリのサンプリングを開始したと発表した。この128Gbit MLC NANDフラッシュメモリは16nmプロセスで製造される。現行の128Gbit MLC NANDフラッシュは20nmプロセスで製造されているのでこれよりもさらに小さなプロセスとなり、Micronもこの16nmプロセスを「現在サンプリングが行われている半導体デバイスの中で最も先進的なプロセスである」と述べている。
 
Micronは今回発表した16nm 128Gbit MLC NANDフラッシュメモリを2013年第4四半期にフル生産に入ると述べており、2014年にこの16nm 128-Gbit MLC NANDを用いた新型SSDが予定されている。またUSBフラッシュメモリやフラッシュカード、タブレットやスマートフォンのストレージ、サーバーやデータセンター向けのSSDなどのデバイスも、今回の16nm 128Gbit MLC NANDが用途として挙げられている。

プロセス微細化により同じ128Gbitのチップでも1枚のウエハからより多くのチップとれるようになるため、理論上はチップ当たりの製造コストは低下し、SSDの価格を引き下げる要因となる。

しかし、128Gbitのチップは低価格な低容量向けデバイスには向かない。今日のSSDコントローラは8ch接続が主流で、1chあたり4枚のNANDのダイを搭載している。そのため、最大の性能を得るには32枚のダイが必要である。しかし240~256GBのドライブでは128Gbitのチップは16枚しか必要とせず、120~128GBのドライブではさらに少なく8枚だけで事足りてしまう。Crucial M500 SSDの240GBモデルは16枚の20nm 128Gbit MLC NANDを使用しているが、(32枚のNANDを使用する)480GBの製品と比べると速度は明らかに遅くなっている。そのため、16nmでも128Gbit MLC NANDのダイを用いルことになる場合、低容量製品については現行のそれほど変わらない性能になると見込まれる。

現在のMicronのNANDフラッシュは20nmプロセスで製造されていますが、今回その次の世代となる16nmプロセスのNANDフラッシュが発表されました。発表されたのは128Gbit MLC NANDで、第4四半期に大量生産が開始され、搭載製品の登場が2014年に予定されています。
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コメント
この記事へのコメント
138106 
最近はもうプロセス微細化による書換え寿命はあまり取り上げられなくなったけど、どうなっているんだろう・・・。
2013/07/18(Thu) 01:41 | URL | LGA774 #OARS9n6I[ 編集]
138113 
東芝とマイクロンは信頼できる。
インテルは某サイトでの寿命テスト結果が悪いので砂コンモデルは信用できない。
そしてサムスンだけは死んでも買わない。
2013/07/18(Thu) 06:57 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138122 
やっぱり東芝のHG5dの120GBは飛びぬけて優秀なんだな
2013/07/18(Thu) 10:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138125 
業界最小サイズ→業界最小プロセス(?)
2013/07/18(Thu) 10:58 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138126 
寿命も最弱
2013/07/18(Thu) 11:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138129 
16nmの次はいよいよ3次元NANDか
どこまで大容量化が進むのか楽しみである
2013/07/18(Thu) 12:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138136 
普通に使う分には256~512GBもあれば十分だよね
容量性能が飽和した後はチャネル数を減らしつつ
どうやって高速化するんだろう?
2013/07/18(Thu) 16:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138141 
micron自体はどうでも良いのだけど、ここに出来るってことは東芝にも出来るってことで、東芝SSDの容量拡大には期待してる
2013/07/18(Thu) 21:16 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138144 
書換寿命を上回るペースで容量が増えてるんでしょうね
2013/07/18(Thu) 23:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138145 
微細化で大容量・低価格化が進めばまた寿命面で懸念され、SLC製品が復活する可能性が微レ存?
コントローラーでの延命も物理限界あるだろうしね。
2013/07/19(Fri) 00:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138150 
480GBを240GBの値段で出してくれるのなら問題にならないかもしれないが・・・
ああ、でもマザボにはSATAexp端子8個以上欲しい。
2013/07/19(Fri) 06:18 | URL | LGA774 #LkZag.iM[ 編集]
138171 
> 138145

一般向けSSDはTLC一直線じゃん

サムスンが新しく発表したのもほぼTLCだし
その程度の用途じゃTLCで大容量化+コントローラ改良で十分って事でしょ。

SLCなんて本当に必要なのは法人サーバー向けぐらい

自己満足で、それでも欲しかったら法人向けを買うしかないね。
2013/07/20(Sat) 03:37 | URL | LGA774 #KfkS430g[ 編集]
138200 
早くM.2モジュールを普及させてPCI-e接続のSSDにしておくれ。

vaioノートのフラッグシップ機辺りは既にpci接続、コンパクト+ケーブルレスで爆速なのに、デスクトップの方が自由悪いってどういうことよ
2013/07/20(Sat) 17:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138202 
>>138171 
確かに容量2TBもなれば、書換え寿命は125MBものより数倍上がるから、MLCとの価格差を解消できればTLC・微細化でも問題ないな。
でも、一般向けシステムドライブにそんな大容量いらんから、低価格・小容量HDDも将来残っていくのかな。モバイルではどうなることやら…
2013/07/20(Sat) 18:08 | URL | LGA774 #-[ 編集]
138230 
>138202
電子の自然放出などによる絶対的な寿命は解決できないぞ。
それ以上にユーザーにメリットが還元されなくなりつつあるのが
最近のSSDの微細化の問題。
進みすぎて寿命と容量のトレードオフが釣り合わなくなったり
エラー補正技術の高度化でコストが掛かって結局安くならなかったり。
2013/07/21(Sun) 04:51 | URL | LGA774 #EU8jS2kU[ 編集]
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