北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Launch schedule of Intel Xeon server processors(CPU World)

CPU Worldでは4ヶ月ほど前にXeonのローンチスケジュールについて述べた。その後Xeon E7-8800 / 4800 / 2800 v2のスケジュールが若干変更となり、またXeon E3-1200 v3 refreshに関する情報や、“Haswell-EP”を使用するXeon E5-2600 v3, E5-1600 v3の情報が新たに入ってきた。そこで、今回は4ヶ月前の記事から新しく入ってきた情報も含めて、Xeonのロードマップを紹介する。

Xeon E5 seriesの第2世代となるXeon E5-2600 v2, E5-1600 v2はこの第3四半期中に登場する。Xeon E5-2600 v2はDual-processor構成に対応する。Xeon E5-2600 v2は“IvyBridge-EP”を使用し、エントリーレベルのXeon E5-2603 v2から最上位で12-core/24-threadとなるXeon E5-2697 v2まで18種類が登場する。Xeon E5-2600 v2 seriesがサポートとする機能としてはSecure Key, AES命令, Platform protection with OS Guard, Trsuted Execution technology (TXT) がある。
Xeon E5-1600 v2は1-way向けで、Xeon E5-1660 v2, E5-1650 v2, E5-1620 v2の3種類が登場する。
Xeon E5-2600 v2, E5-1600 v2と対になるチップセットはIntel C600 seriesとなる。
 
Xeon E7 seriesの第2世代で、Multi-processor対応のエンタープライズ向け製品となるXeon E7-8800 / 4800 / 2800 v2は前回2013年第4四半期に登場するとお伝えしたが、ここから一四半期遅れるようで、現在は2014年第1四半期のローンチが予定されている。

2014年第1四半期はXeon E7-8800 / 4800 / 2800 v2が登場するとともに、Xeon E5-4600 v2やXeon E5-2400 v2もこの同じ時期に登場する。Xeon E5-4600 v2は4-wayまで対応、SocketはLGA2011となる。Xeon E5-2400 v2は2-wayまで対応、最大コア数は10となり、SocketはLGA1356となる。Xeon E5-4600 v2もE5-2400 v2もE5-2600 v2と同様の技術をサポートする。

“Haswell Refresh”は2014年第2四半期に予定されているが、この“Haswell Refresh”はデスクトップ向けだけでなくサーバー向けにももたらされる。2013年第2四半期にIntelは“Haswell”を使用したXeon E3-1200 v3を投入したが、2014年第2四半期のXeon E3も引き続き“Haswell”ベースとなる。Processor numberはXeon E3-12xx v3と新しいものになる。

そして2014年第3四半期にはXeon E5-1600 v3とE5-2600 v3が登場する。“v3”は“Haswell-EP”コアを使用していることを示す。Xeon E5-2600 v3, E5-1600 v3ではDDR4-2133に対応し、AVX2やTSX命令をサポートする。対応チップセットはIntel C610 seriesとなる。

この時系列を表にしてまとめると以下のようになります。

時期登場予定製品
2013Q3Xeon E5-2600 v2 (IvyBridge-EP)
Xeon E5-1600 v2 (IvyBridge-EP)
※対応チップセットはIntel C600 series
2014Q1Xeon E7-8800 / 4800 / 2800 v2 (IvyBridge-EX)
Xeon E5-4600 v2 (IvyBridge-EP)
Xeon E5-2400 v2 (IvyBridge-EN)
2014Q2Xeon E3-12xx v3 (Haswell Refresh)
※現行Xeon E3-1200 v3とは異なるモデルナンバーとなる
2014Q3Xeon E5-2600 v3 (Haswell-EP)
Xeon E5-1600 v3 (Haswell-EP)
※対応チップセットはIntel C610 series


Xeon E7-8800 / 4800 / 2800 v2が一四半期後ろにずれましたが、“IvyBridge-EN / -EP / -EX”系のXeonのスケジュールについては今までの情報に沿っています。

新しい情報となるのはその次の“Haswel-EP”系のXeonのスケジュールで2014年第3四半期から“Haswell-EP”が姿を現し初め、まず登場するのがXeon E5-2600 v3とE5-1600 v3となります。

もう1つ注目すべきは2014年のXeon E3-1200で、今回の情報では2014年のXeon E3-1200には“Haswell Refresh”が充当されると述べています。そしてXeon E3-1200 v3を踏襲するものの、別のモデルナンバーを用いることで区別されるようです。
しかし今までの情報ではXeon E3-1200には“Broadwell”が投入されると言われており、今回の情報はこれに反します。次のXeon E3-1200が“Haswell Refresh”なのか“Broadwell”なのか、あるいは両方なのか(→LGA版は“Haswell Refresh”でマイクロサーバー向けのSoC版が“Broadwell”など)は今後注目すべき点でしょう。
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コメント
この記事へのコメント
138536 
にわかですみません。
IVy Bridge-E が2011-3対応とかってどこかで見たのですが、Haswell-EPは現行の2011マザーで使えるのでしょうか?Haswell-Eはマザー変わると思ってたんですが・・・
Haswell-EPが現行マザーで使えるのならIvy Bridge-EPはスルーなんですが・・・
2013/07/31(Wed) 11:04 | URL | ささみ #-[ 編集]
138576 
>>138536
ソケット互換があるのは、基本的に同一アーキテクチャー間(Sandy-E・Ivy-E)。
そもそも、Ivy-EがLGA2011-3だと現行マザーで使えないことになる。
2013/08/01(Thu) 16:01 | URL | LGA774 #lhVcev2I[ 編集]
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