Xeon E5-2400 v2 Ivy Bridge-EN processors surface(CPU World)
IntelはProduct Chance Notification (PCN) と呼ばれる資料を更新した。この資料は、ラベルの変更が列挙されており、全てのBOX版Processor製品が掲載されている。そしてこの資料には未発表のProcessor製品も掲載されており、“Haswell”や“IvyBridge-E”も掲載されていた。そして今回最も興味深い記載として“IvyBridge-EN”―Xeon E5-2400 v2がPCNの中に見られた。
“IvyBridge-EN”は“SandyBridge-EN”と同様のモデルナンバーを用いるが、末尾の“v2”の文字で区別される。今回明らかになったのは7種類である。そのうちXeon E5-2403 v2, E5-2407 v2, E5-2420 v2, E5-2430 v2はS1 steppingとなっており、これらは6-coreまたはそれ以下のコア数であると推測される。周波数は1.80GHzから2.50GHzとなっている。Xeon E5-2440 v2, E5-2450 v2, E5-2470 v2はM1 steppingでこれらは8-coreまたは10-coreになると考えられる。周波数は1.90GHzから2.50GHzである。
IntelはProduct Chance Notification (PCN) と呼ばれる資料を更新した。この資料は、ラベルの変更が列挙されており、全てのBOX版Processor製品が掲載されている。そしてこの資料には未発表のProcessor製品も掲載されており、“Haswell”や“IvyBridge-E”も掲載されていた。そして今回最も興味深い記載として“IvyBridge-EN”―Xeon E5-2400 v2がPCNの中に見られた。
“IvyBridge-EN”は“SandyBridge-EN”と同様のモデルナンバーを用いるが、末尾の“v2”の文字で区別される。今回明らかになったのは7種類である。そのうちXeon E5-2403 v2, E5-2407 v2, E5-2420 v2, E5-2430 v2はS1 steppingとなっており、これらは6-coreまたはそれ以下のコア数であると推測される。周波数は1.80GHzから2.50GHzとなっている。Xeon E5-2440 v2, E5-2450 v2, E5-2470 v2はM1 steppingでこれらは8-coreまたは10-coreになると考えられる。周波数は1.90GHzから2.50GHzである。
“IvyBridge-EN”はPCI-Express 3.0を搭載し、QPIは最大8GT/sのものを1本搭載する。メモリコントローラは3ch DDR3-1600まで対応する。新たな命令セット・機能としてはF16C, APIC virtualization, digital random number generator, Supervisor mode execution protection (SMEP) が新たに搭載され、またより大容量のDIMM経も対応できる。対応SocketはSocketB2 (LGA1356) であり、現行のLGA1356マザーボードで動作させることが出来る。
Xeon E5-2400 v2 seriesとは別に、PCNにはXeon E5-1660 v2なるSKUも記載されていた。Xeon E5-1660 v2は3.70GHzでCore i7 4960Xよりも100MHz周波数が高く、一方で機能はCore i7 4960X都道党である(=LGA2011対応で4ch DDR3対応)。Xeon E5-1660 v2もまたS1 steppingとなっており、6-coreとなる可能性が高いと思われる。
スペックを以下にまとめます。
◇Xeon E5-2400 v2(IvyBridge-EN / 22nm / 3ch DDR3 / LGA1356, 2-way)
E5-2470 v2 2.40GHz M1 stepping BX80634E52470V2
E5-2450 v2 2.50GHz M1 stepping BX80634E52450V2
E5-2440 v2 1.90GHz M1 stepping BX80634E52440V2
E5-2430 v2 2.50GHz S1 stepping BX80634E52430V2
E5-2420 v2 2.20GHz S1 stepping BX80634E52420V2
E5-2407 v2 2.40GHz S1 stepping BX80634E52407V2
E5-2403 v2 1.80GHz S1 stepping BX80634E52403V2
◇Xeon E5-1600 v2(IvyBridge-EP / 22nm / 4ch DDR3 / LGA2011, 1-way)
E5-1660 v2 3.70GHz S1 stepping BX80635E51660V2
明らかになったのはモデルナンバーと周波数、コアのSteppingとBoxナンバーです。コア数は直接的には明らかになっていませんが、コアのSteppingからある程度は推測できます。下位モデルで使用されているS1 steppingは6-coreのダイと言われており、これが用いられているモデルは4-coreまたは6-coreとなるでしょう。上位モデルのM1 steppingは10-coreのダイと考えられ、これを使用するモデルは8-coreまたは10-coreと推測されます。

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