北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Broadwell-K Series Desktop Processors To Launch in Q4 2014 For LGA 1150 Socket(WCCF Tech)
"Haswell-E" and "Broadwell-K" for desktops in 2014(ComputerBase.de / ドイツ語)
Because the counterparties are unable to fight back and casually engage, Intel will release at the end of 2014 Broadwell-K processors(VR-Zone chinease / 繁体中文)
Intel’s Broadwell-K launching at end of 2014 according to new roadmap(VR-Zone)
Report: Unlocked Broadwell won't hit the desktop until late 2014(The Tech Report)
Intel to only release K-model Broadwell processors end 2014(Guru3D)

VR-Zone chineaseによると、デスクトップ向けでLGA1150対応の“Broadwell-K”seriesが2014年第4四半期に登場するようだ。また、2014年第2四半期には“Haswell Refresh”が新プラットフォームとともに登場する。

“Broadwell-K”はZ97を初めとするIntel 9 seriesを搭載したLGA1150マザーボードに対応する。“Broadwell-K”という名称から考えると、倍率ロックが解除されたK seriesのみがローンチされると考えられ、K seriesではない他のモデルがどうなるかはわからない。“Broadwell-K”は14nmプロセスで製造されるが、第2四半期に登場する“Haswell Refresh”は現行の22nmプロセスとなる。ただし“Haswell Refresh”もいくつかの小規模な改良や周波数の向上は伴う。
 
Z97チップセットはハイエンドエンスージアスト向けとなり、H97チップセットはメインストリームコンシューマ向けとなる。そしてこれらはSATA Expressがサポートされ、転送速度をSATA 3.0の6.0Gbpsから引き上げる。Z97, H97ではIntel device protectionがサポートされ、マルウェアからPCを保護するBoost Guardが含まれる。またIntel Smart RespnseやDynamic Cach sharingに対応したRapid Start technologyも新しいものとなる。

しかしこの新プラットフォームの一番の違いは新たな電源供給レートが設けられたことで、“Broadwell-K”ではこれに対応している必要がある。そのため“Broadwell-K”はSocketこそ現行“Haswell”と同じであるが、現行のマザーボード/チップセットでは対応できないことになる。つまり、“Broadwell-K”をフルにサポートするには新しいZ97チップセット搭載マザーが必要となる。“Broadwell-K”で設けられた電源要求としては1.05Vの電源供給を行うV_PROC_IOと、VCCST Power supply、新しいTHRMTRIPがある。

“Broadwell-K”と“Haswell Refresh”に加え、Intelはハイエンドデスクトップ向けに“Haswell-E”を予定している。これはDDR4メモリをサポートし、最大8-coreとなる。

Broadwell-K (2013年10月20日)

“2014 Desktop Roadmap Direction”と題された図が掲載されており、ここに2014年のデスクトップ向けCPUのロードマップがHigh End, Consumer, Businessの3分野に分けて描かれています。
ハイエンドは2014年後半に“Haswell-E”がIntel X99チップセットとともに登場します。
そして今回の主題がLGA1150を使用するConsumer向けで2014年第4四半期に“Broadwell-K”が、2014年第2四半期に“Haswell Refresh”が登場します。“Broadwell”はデスクトップ向けにはもたらされないという話は幾度となく出てきていましたが、今回の情報通りであれば主流はあくまでも“Haswell Refresh”ながら“Broadwell”も2014年第4四半期に限定的ではあるものの出てくることになります。“Broadwell”ではなくあえて“Broadwell-K”と命名されているのは倍率ロックが解除されたK seriesのみがここで登場することを示しているのではないだろうかと推測されています。
対応チップセットはIntel 9 seriesとなります。

Business向けは“Haswell Refresh”のみで、チップセットは8 seriesが用いられます。
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コメント
この記事へのコメント
140615 
sandy/ivyの時みたいに
今の1150マザーと互換有るのかな?
2013/10/20(Sun) 16:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
140616 
製造したCPUのうち品質の高いものをK付き、
基準未満のものを周波数落としたりして安く販売しているはずだが
ただでさえ歩留まりがうまくいっていないbroadwellをK付きだけ販売したら
Intelは不良品を抱え込むことになるんじゃなかろうか
2013/10/20(Sun) 16:16 | URL | 名無し #-[ 編集]
140620 
intelは2014年後半のスケジュールぎっしりだけど、予定通りにいくのだろうか
どれも中途半端になりそうで初期チップセットの不具合が微レ存…?
2013/10/20(Sun) 18:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
140630 
4コア鯖用の転用か?
2013/10/20(Sun) 20:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
140642 
インテルさんスカイモントより先はどうなってるのでしょうか?
なかなか情報が出て来ないから、順調ではないと疑ってしまいます。
2013/10/20(Sun) 23:46 | URL | LGA774 #-[ 編集]
140650 
Refreshでハンダに戻ればそれだけで嬉しい進化だけどな
2013/10/21(Mon) 01:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
140656 
クッソ回らないKが大量に出るんだろうな
2013/10/21(Mon) 03:42 | URL | LGA774 #-[ 編集]
140690 
Haswell Refreshって言っても、結局クロックが100~200MHz上がるだけになりそうな気がするけど。
2013/10/22(Tue) 01:14 | URL | LGA774 #lhVcev2I[ 編集]
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