北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD reveals 2014 APU roadmap for tablets, convertibles(The Tech Report)
AMD Unveils 2014 Ultra-Mobile Roadmap: Beema and Mullins SoCs Confirmed.(X-bit labs)
AMD Releases 2014 Mobile APU Details: Beema and Mullins Cut TDPs(PC Perspective)
AMD 2014 Mobile APU Update: Beema and Mullins(AnandTech)
AMD targets tablets with 2W Mullins parts(bit-tech.net)
AMD announces ‘Beema’ and ‘Mullins’ mobile APUs(VR-Zone)
AMD 2014 Mobile APUs to Deliver Leaps in Performance and Battery Life(techPowerUp!)
AMD、Kabini/Temashの後継「Beema/Mullins」を2014年前半に投入へ(Impress PC Watch)
AMD,2-in-1&タブレット向け次世代APU「Beema」「Mullins」を2014年前半に市場投入(4Gamer.net)

AMDは“Kaveri”をMobile向けにも投入するが、Mobile向けの“Kaveri”はTDP15~35Wとなる。このTDPではタブレットや可変型PCへの搭載は容易ではないが、ここ数年AMDは低消費電力Processorを用意しており、今回のAPU '13でこの低消費電力Processorのロードマップも示された。そして示された低消費電力Processorが“Beema”と“Mullins”である。
 
“Beema”は“Kabini”の、“Mullins”は“Temash”の後継となる。AMDは“Beema / Mullins”で“Kabini / Temash”の2倍のPerformance-per-Wattを実現するとし、2014年上半期のリリースを予定していると述べた。

“Beema”はTDP10~25Wで展開され、おおむね“Kabini”(TDP15~25W)と同じ枠で提供される。“Beema”のCPUコアは“Puma”で2~4-coreとなる。“Puma”は“Jaguar”の後継となるアーキテクチャである。GPUは現行と同様の“Graphics Core Next”である。AMDは“Puma”コアについて“Jaguar”を進化させたものと表現しており、決して全く新しいものというわけではないという。

“Mullins”も同様に2~4-coreの“Puma”CPUコアと“Graphics Core Next”系GPUが組み合わされたものであるが、TDPは“Temash”よりもさらに低減される。AMDの発表によれば“Mullins”はSDP2W以下になるという。“Temash”はSDP3~4Wであったが、“Mullins”ではこの半分に近い数字となる。この低消費電力化により、4-coreの“Mullins”をファンレスタブレットや可変型端末に搭載することが可能となる。

Performance-per-Wattの向上とより低いTDPの実現が“Beema / Mullins”の改良点の全てではない。“Beema / Mullins”ではMicrosoft標準のConnected standby機能であるInstantGoをサポートする。そしてさらに“AMD Securityu Processor”としてARMのTrustZone technologyに対応するCortex-A5 co-processorを搭載する。

先日の“Kaveri”の概要発表に続き、APU '13の2日目ではMobile APUのロードマップが示されました。TDP15~35Wの従来型ノートPCを担うであろう分野には“Kaveri”が投入されますが、それ以下のTDPを担う製品には“Kabini / Temash”の後継として“Beema / Mullins”が2014年上半期に投入されます。“Beema / Mullins”の製造プロセスは28nmで“Kabini / Temash”と同様ですが、様々な改良が施されます。CPUコアは“Jaguar”を発展させた“Puma”で、2~4-coreとなります。
Mobile用途で大きな改良となりそうなのがInstantGoのサポートでしょうか。Intelの“Haswell”および“CloverTrail / BayTrail”ではサポートされていたものですが、AMDは“Beema / Mullins”でようやくサポートされ、スタンバイ時のシステム消費電力を数百mWとなるような低消費電力モードが搭載されることになります。

Mobile向けからは話がずれますがX-bit labsには“AMD 2013-2014 DESKTOP ROADMAP”と題されたスライドが掲載されています。恐らくは今回が初出のものと思われますが、まずメインストリーム向けAPUは既報通り“Richland”から“Kaveri”に移行します。次に低価格向けから小型PC向けは“Brazos 2.0”から2013年後半の時点で“Kabini”に移行し、2014年中盤に“Beema”が投入されます。デスクトップ向け“Kabini”は2~4-coreでSocketFT3 BGAまたはSocketFS1b μPGAパッケージとなるようです。“Beema”はSocketFT3とだけ表記されています。最後にFX CPUですが、第2世代FX CPUが2013年から変わらず伸ばされており、現行の“Vishera”が2014年もそのまま続投することになるようです。
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コメント
この記事へのコメント
141264 
流石に来年のロードマップくらいは予定通りいくよね
2013/11/15(Fri) 00:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
141270 
Beema/Mullinsは結構な隠し玉だった印象。
あとはMITX板で大量に出ればいい!

※141264
去年の遅延はどう考えても
PS4/XBOXにかまかけていただけだろうから、
今年は普通にいって欲しいよなw
2013/11/15(Fri) 10:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
141271 
あと"Beema / Mullins"がARMに対応して、
CPU機能のON/OFFが上手くできて、
電源が繋がっていない時はARMで動かし、
繋がっていない時はARMでという切替ができれば、
ASUSなどがよくやるAndroid/Windowsの
コンパチタブレットが簡単に作れるようになるし、
MS自体が参画すればあまり意味はないが、
ARM版/x86版の切替など色々夢が広がるな。
2013/11/15(Fri) 10:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
141323 
プロセス自体はTSMCの28nmで変わりないみたいだし、どうやってSDPを半減させたのか興味あるな。
2013/11/18(Mon) 16:06 | URL | LGA774 #mQop/nM.[ 編集]
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