Maxwell First Generation GTX 750 and GTX 750 Ti will Receive CUDA 6 Support but not Unified Virtual Memory (UVM)(WCCF Tech)
第1世代の“Maxwell”となるGeForce GTX 750 Ti / GTX 750は現時点ではCUDA 6をサポートしていないが、後にサポートされる。しかし、Unified Virtual Memory (UVM) はサポートしない。同じ情報によると第2世代の“Maxwell”ではCUDA 6とUnified Virtual Memory (UVM) がどちらもサポートされるという。
第1世代の“Maxwell”となるGeForce GTX 750 Ti / GTX 750は現時点ではCUDA 6をサポートしていないが、後にサポートされる。しかし、Unified Virtual Memory (UVM) はサポートしない。同じ情報によると第2世代の“Maxwell”ではCUDA 6とUnified Virtual Memory (UVM) がどちらもサポートされるという。
今回の情報が正しければ、まず注目されるのはCUDA 6にとってUnified Virtual Memory (UVM) は重要なコンポーネントであるが、UVMとCUDA 6のサポートは互いに独立したものであることになる(つまり片方をサポートしていなければもう片方もサポートできないというわけではない)。こう考えることによりGeForce GTX 750 Ti / GTX 750がCUDA 6には対応するが、UVMに対応しないという状況を説明する一助になる。Unified Virtual Memory (UVM) はアーキテクチャとメモリのスケーリングの統合を進める上で、非常に重要なステップである。コードを単純化できることは言うまでもないが、UVMはNVIDIAにとって、AMDが推し進めるHSAに対抗する武器となる。この場合、AMDが真に統合されたアーキテクチャを目指しているのに対し、NVIDIAはよりソフトウェア的なアプローチで隙間を埋めるやり方をとることになる。
第2世代で20nmプロセスの“Maxwell”になると、Unified Virtual Memory (UVM) がアーキテクチャレベルで実装される。そして28nmプロセスの第1世代よりもあらゆる面で効率的なものとなる。
“Maxwell”アーキテクチャの重要な特徴の1つとして、Unified Virtual Memory (UVM) が挙げられていましたが、先日発表されたGeForce GTX 750 Ti / GTX 750はこのUnified Virtual Memory (UVM) をサポートしないようです。Unified Virtual Memory (UVM) のサポートは第2世代で20nmプロセスの“Maxwell”を待つ必要があるようです。

この記事へのコメント
おみくじか?
落ち着くまで、買わないな
落ち着くまで、買わないな
2014/02/25(Tue) 21:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
UVMに期待して購入したけど、やはりサポートされてないか
3DCG画像レンダリング速度がアップするので期待してたけど、これまでと変化ないので、どうもサポートされてないみたいとは感じてた
かといって20nm以降の本格MaxwellはTDPの関係で購入予定なし
将来TDP95W以下のMaxwell登場なら喜んで購入
それでもGTX750Tiにはとても満足で不満なし
3DCG画像レンダリング速度がアップするので期待してたけど、これまでと変化ないので、どうもサポートされてないみたいとは感じてた
かといって20nm以降の本格MaxwellはTDPの関係で購入予定なし
将来TDP95W以下のMaxwell登場なら喜んで購入
それでもGTX750Tiにはとても満足で不満なし
2014/02/26(Wed) 08:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
どうして7xxで出したかと思ったが要するに未完成版だったのか
それだと価格も相俟って一挙に購買意欲が…
それだと価格も相俟って一挙に購買意欲が…
2014/02/26(Wed) 12:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
『AMDが推し進めるHAS』ではなくて,『AMDが推し進めるHSA』が正しい.
2014/02/26(Wed) 15:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
https://www.facebook.com/NVIDIAGPUComputing
CUDA 6で導入されたUnified Memoryについては、すでに、多くの質問をいただいています。よく寄せられる質問にお答えします。
Q. 対応するGPUは?
A. Compute Capability 3.0以上のGPU。つまり、Kepler、Maxwell世代となります。
Q. 対応するOSは?
A. 現時点では、Windows、Linuxのそれぞれ64 bit版となります。
追記(2014/2/24) : より正確には、64 bit版 Windows 7, 8. 64 bit版 Linux(Kernel 2.6.18以上) となります。
Q. cudaMemcpy()系のAPIは、継続して、使用可能ですか?
A. はい。cudaMemcpy()系のAPIを使用した現状のコードもそのまま動作します。
Q. PCIe上のデータ転送が、行われなくなったのですか?
A. いいえ。データ転送は、CUDAの処理系内部にて、必要に応じ行われます。
技術的な詳細については、すでに、Hisa Ando先生が素晴らしい記事を書かれています。ご興味のある方は、是非、ご参照ください。
http://news.mynavi.jp/column/sc13/004/
CUDA 6で導入されたUnified Memoryについては、すでに、多くの質問をいただいています。よく寄せられる質問にお答えします。
Q. 対応するGPUは?
A. Compute Capability 3.0以上のGPU。つまり、Kepler、Maxwell世代となります。
Q. 対応するOSは?
A. 現時点では、Windows、Linuxのそれぞれ64 bit版となります。
追記(2014/2/24) : より正確には、64 bit版 Windows 7, 8. 64 bit版 Linux(Kernel 2.6.18以上) となります。
Q. cudaMemcpy()系のAPIは、継続して、使用可能ですか?
A. はい。cudaMemcpy()系のAPIを使用した現状のコードもそのまま動作します。
Q. PCIe上のデータ転送が、行われなくなったのですか?
A. いいえ。データ転送は、CUDAの処理系内部にて、必要に応じ行われます。
技術的な詳細については、すでに、Hisa Ando先生が素晴らしい記事を書かれています。ご興味のある方は、是非、ご参照ください。
http://news.mynavi.jp/column/sc13/004/
2014/02/26(Wed) 17:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>>143042
いい解説紹介どうもです。
要するに、HSAだと物理的にメモリ空間を統合しちゃってるから、現行のメモリ技術の限界に制約されるというわけか。
その点UVMだと、両方のメモリのいいとこどりができるというわけか。結局のところ、メモリの進化次第だな。
いい解説紹介どうもです。
要するに、HSAだと物理的にメモリ空間を統合しちゃってるから、現行のメモリ技術の限界に制約されるというわけか。
その点UVMだと、両方のメモリのいいとこどりができるというわけか。結局のところ、メモリの進化次第だな。
2014/02/27(Thu) 23:03 | URL | LGA774 #9zOzYU0I[ 編集]
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