Intel 2014 Enthusiast Processors: Haswell-E To Feature 8 Cores, X99, DDR4(AnandTech)
Intel Confirms Haswell-E, 8-core Extreme Edition with DDR4 Memory(PC Perspective)
Intel、初のDDR4対応8コアプロセッサを2014年下半期に投入(Impress PC Watch)
Intelが初めてExtreme Editionを冠するCPUをリリースしたのは2003年である。その際使われたのは“Northwood”世代のコア(より正確に言うのであれば“Gallatin”コア)で、トランジスタ数は170万(おそらくこの170万の記述はPC Perspective間違い。“Northwood”でもトランジスタ数は5500万。“Gallatin”は不確かながら1億6900万ともいわれているらしい)、製品名はPentium 4 Extreme Editionだった。それから十年余り、現在のExtreme Editionは“IvyBridge-E”コアとなり、トランジスタ数は18億に達し、製品名はCore i7 Extreme Editionとなった。そして3月19日、IntelはGDC 2014で“Haswell-E”について公式に説明を行った。
“Haswell-E”コアのCore i7 Extreme Editionは8-coreとなり、DDR4メモリに対応、Intel X99チップセットと組み合わされる。登場時期は2014年下半期とだけ示された。
Intel Confirms Haswell-E, 8-core Extreme Edition with DDR4 Memory(PC Perspective)
Intel、初のDDR4対応8コアプロセッサを2014年下半期に投入(Impress PC Watch)
Intelが初めてExtreme Editionを冠するCPUをリリースしたのは2003年である。その際使われたのは“Northwood”世代のコア(より正確に言うのであれば“Gallatin”コア)で、トランジスタ数は170万(おそらくこの170万の記述はPC Perspective間違い。“Northwood”でもトランジスタ数は5500万。“Gallatin”は不確かながら1億6900万ともいわれているらしい)、製品名はPentium 4 Extreme Editionだった。それから十年余り、現在のExtreme Editionは“IvyBridge-E”コアとなり、トランジスタ数は18億に達し、製品名はCore i7 Extreme Editionとなった。そして3月19日、IntelはGDC 2014で“Haswell-E”について公式に説明を行った。
“Haswell-E”コアのCore i7 Extreme Editionは8-coreとなり、DDR4メモリに対応、Intel X99チップセットと組み合わされる。登場時期は2014年下半期とだけ示された。
先日リークした情報によると、Intel X99チップセットは10ポートのSATA 6.0Gbpsと、6ポートのUSB 3.0を備える。またPCI-ExpressはCPU側からPCI-Experss 3.0が40レーン用意される。
メディアにはGDC 2014で使用されたと思われる“New Intel(R) Core(TM) i7 Processor Extreme Edition Available 2H 2014”と題されたスライドが掲載されています。そのスライドには2014年下半期に予定されている新型Core i7 Extreme Editionがデスクトップ向けCPUとしては初の8-core CPUとなること、同じくデスクトップ向けとしては初のDDR4メモリ対応プラットフォームになること、対応チップセットは新型のX99チップセットであることが書かれています。
これらはいずれも既報通りの情報です。

“Haswell-E”の詳しいラインナップやスペック、あるいはX99チップセットの仕様については明確にはされていません。メディアによってはX99でSATA Expressに対応する(←Impress PC Watch)、M.2に対応する(←AnandTech)、あるいはFlex IOに類似した機能によりチップセットが有するPCI-Express 2.0レーンをSATA 6.0GbpsやUSB 3.0に振り分けることが出来る(←AnandTech)といったことも書かれてはいますが、今回の公式のスライドから分かるのは2014年下半期に“Haswell-E”が登場すること、(“Haswell-E”が)最大8-coreでDDR4メモリに対応すること、対応チップセットはX99であることのみです。
(以下GDC 2014のIntelのセッションをまとめた記事)
Intel updates desktop roadmap at GDC 2014(bit-tech.net)
Intel announces ‘Devil’s Canyon’, as well as Broadwell and Haswell-E updates at GDC(VR-Zone)
Intel Updates Desktop CPU Roadmap, Haswell-E, Broadwell, Devil's Canyon Blip(techPowerUp!)
Intel's new desktop roadmap looks promising(Fudzilla)
(GDC 2014でのIntelのセッションに関するエントリー)
GDC 2014で明かされたIntelのデスクトップ製品戦略 3―“Devil's Canyon”(2014年3月21日)
GDC 2014で明かされたIntelのデスクトップ製品戦略 1―“Broadwell-K”(2014年3月20日)

≪GDC 2014で明かされたIntelのデスクトップ製品戦略 3―“Devil's Canyon”
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GDC 2014で明かされたIntelのデスクトップ製品戦略 1―“Broadwell-K”≫
この記事へのコメント
PC Perspectiveの記事、Pen4EEのトランジスタ数が少なすぎますね。
Pentium4は、Willametteでも4000万越えているハズですが。
ttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000823/kaigai01.htm
Pentium4は、Willametteでも4000万越えているハズですが。
ttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000823/kaigai01.htm
2014/03/21(Fri) 23:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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