北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
 
GeForce GTX Titan Zに搭載されるGK110はGeForce GTX Titan Blackに使用されているものと同様のもの、つまりフルスペックのGK110となる。2基のGPUコアの合計のCUDA core数は5760となる。周波数については明らかにしてないがこの2基のGK110は「同じ周波数で動作するよう調整してある」としている。そして搭載するメモリであるが12GBとなる。

興味深いことにここまで強力なスペックにも関わらず、NVIDIAはGeForce GTX Titan Zを「クールで静か」なものに仕上げたという。同社の発表では「動的な電力バランス」と「ロープロファイルコンポーネントとducted baaseplate channels(ベースプレートチャネルからの熱の輸送という意味合いであろうか)」について語られた。The Tech Reportで見た限りではHuang氏が掲げたGeForce GTX Titan Zは3スロット仕様の冷却機構を搭載しているように見えた。

NVIDIAはGeForce GTX Titan Zの価格を$2999としている。

昨日、GTX 2014でGK110をDual-GPUとしたGeForce GTX 790が発表されるのではないかという予測が一部のメディアでなされましたが、NVIDIAの“Excinting announcement”はその予測を超えたものとなりました。発表されたのは確かにGK110のDual-GPUでしたが、GeForce GTX 790ではなくGeForc GTX Titan ZでフルスペックのGK110を2基搭載したカードとなり、メモリはGPU1基あたり6GBで合計12GBを搭載します。つまりGeForc GTX Titan BlackをDual-GPUとしたカードとなります。明言はされていないようですが“GeForce GTX Titan”を名乗るため、おそらくは倍精度浮動小数点演算機能も有効化されるのではないでしょうか。

今現在判明しているスペックをまとめると以下の通りです。

◇GeForce GTX Titan Z
  ・GPU:GK110×2
  ・CUDA core:2880×2(合計5760)
  ・TMU:240×2(合計480)
  ・ROP:48×2(合計96)
  ・搭載メモリ:GDDR5 6GB×2(合計12GB)
  ・メモリインターフェース:384-bit×2
  ・画像出力:Dual-link DVI×2, DisplayPort, HDMI

GeForce GTX Titan Zは5K解像度(5120×2700)でのゲーミングに向けたカードと謳われています。

(過去の関連エントリー)
GeForce GTX Titan Blackが正式発表される(2014年2月19日)
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コメント
この記事へのコメント
143291 
誰が買うんやこれ
2014/03/26(Wed) 23:30 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143294 
ゲーム用なら780Ti x2のほうが良かったんじゃないのこれ?

R9 295X2の3倍のお値段w
2014/03/27(Thu) 04:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143298 
5k解像度ってこれもうわかんねーな
2014/03/27(Thu) 13:44 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143300 
名前がどんどん長くなっていく。
2014/03/27(Thu) 21:08 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143301 
Z戦士来た
2014/03/27(Thu) 21:37 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143305 
5120×2880ではなく5120×2700なのは何故だろう。
現行の映像出力インターフェースの帯域の問題?
2014/03/28(Fri) 10:08 | URL | LGA774 #-[ 編集]
143334 
頭空っぽのほうが夢詰め込めるわけですしおすし。
2014/04/01(Tue) 09:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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