北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)
New Xeon E5-1600 v3 and E5-2600 v3 CPUs spotted(CPU World)

Intelは9月上旬に“Haswell-EP”をベースとするSingle-socketおよびDual-socket対応のXeonを発表した。これらの新型Xeonは周波数あたりの性能が引き上げられるとともにコア数とキャッシュ容量が増加し、新たにDDR4メモリのサポートが追加された。そしてこれらは前世代の製品と同等の消費電力枠で実現された。“Haswell-EP”は特別な市場に最適化されたモデルがあり、ラインナップの拡大が行われている。公式に発表されたのは32種類となるが、CPU Worldでは以前に6種類のOEM専用モデルを紹介している。このOEM専用モデルの中にはDDR3メモリに対応するXeon E5-2600 v3 seriesもある。しかし今回、Intelは新たにワークステーション向けとしてXeon E5-1603 v3, E5-1607 v3, E5-1681 v3, E5-1686 v3, E5-1691 v3を、組み込み向けとしてXeon E5-2628 v3, E5-2663 v3を追加した。
 
ワークステーション向けモデルのうちXeon E5-1603 v3とE5-1607 v3は4-core/4-threadでL3=10MBである。TDPは140Wとなる。これらはHyperThreading technologyやTurboBoost technologyを欠いている。しかし、VT-dやTrusted Execution technology, vPro等の先進機能のサポートは行われている。周波数はE5-1603 v3が2.80GHz、E5-1607 v3が3.10GHz、価格はそれぞれ$202と$255である。この2種類はDellやHP、Lenovoのワークステーションで選択できる。

Xeon E5-1600 v3 seriesで公式に最上位となるのは8-coreのXeon E5-1680 v3である。しかしSpecification update listには8-coreを超えるモデルが3種類記載されておりそれがXeon E5-1681 v3, E5-1686 v3, E5-1691 v3であり、コア数はそれぞれ10-core, 12-core, 14-coreとなる。そしてこれらはHyperThreading technologyに対応する。周波数は順に2.90GHz, 2.60GHz, 2.50GHzとなる。TurboBoost technologyにも対応しており、いずれも600~900MHz周波数が上昇する。TDPは全て135W、対応メモリはDDR4-2133である。Xeon E5-1691 v3はC1 steppingのコアを使用しており、LGA2011 v3 packageの中でも大型のものを使用する。

Xeon E5-2628 v3, E5-2663 v3はそれぞれ8-coreと10-coreでL3キャッシュ容量は20MBと25MBである。周波数はE5-2628 v3が2.50GHz/TB 3.00GHz、E5-2663 v3が2.80GHz/TB 3.50GHzである。TDPはE5-2628 v3が85W、E5-2663 v3が120Wである。

以下にスペックをまとめます。

Xeon E5-2600 v3 / E5-1600 v3(22nm / Haswell-EP / LGA2011 v3)
MNコア数
スレッド数
定格周波数
Turbo時周波数
キャッシュTDP対応メモリ
Xeon E5
-2663 v3
10-core
20-thread
2.80GHz
TB 3.50GHz
L2=256kB x10
L3=25MB
120W4ch DDR4
-2133
Xeon E5
-2628 v3
8-core
8-thread
2.50GHz
TB 3.00GHz
L2=256kB x8
L3=20MB
85W4ch DDR4
-2133
Xeon E5
-1691 v3
14-core
28-thread
2.50GHz
TB 3.40GHz
L2=256kB x14
L3=35MB
135W4ch DDR4
-2133
Xeon E5
-1686 v3
12-core
24-thread
2.60GHz
TB 3.30GHz
L2=256kB x12
L3=30MB
135W4ch DDR4
-2133
Xeon E5
-1681 v3
10-core
20-thread
2.90GHz
TB 3.50GHz
L2=256kB x10
L3=25MB
135W4ch DDR4
-2133
Xeon E5
-1607 v3
4-core
4-thread
3.10GHz
L2=256kB x4
L3=10MB
140W4ch DDR4
-1866
$255
Xeon E5
-1603 v3
4-core
4-thread
2.80GHz
L2=256kB x4
L3=10MB
140W4ch DDR4
-1866
$202


先日発表されたXeon E5-1600 v3 seriesは8-coreのSCCのダイを使用した製品のみがラインナップされていましたが、今回の追加モデルにはMCCやHCCのダイを使用した製品もあり、最大コア数はXeon E5-1691 v3の14-coreとなっています。

(過去の関連エントリー)
“Haswell-EP”―Xeon E5-2600 v3 seriesが正式発表される(2014年9月9日)


コメント
この記事へのコメント
145469 
> ワークステーション向けモデルのうちXeon E5-1603 v3とE5-1607 v3は4-core/4-threadでL3=10MBである。TDPは140Wとなる。

4-core/4-threadでTDPが140W?どうして?
2014/09/24(Wed) 02:11 | URL | LGA774 #8SF1nbag[ 編集]
145522 
>145469
以前にもW3503/3505(2C2T TDP130W)があったので別のおかしなことでもない。
とにかく最小構成本体がほしい向けのOEM製品なのは間違いなさそう。
2014/09/27(Sat) 12:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
145529 
コア数の増加は嬉しいのだが、用途をどうするか悩む。
2014/09/28(Sun) 20:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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