北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Radeon Rx 300 launch may happen in Fiji(VideoCardz)
First sign of life from Fiji AMD graphics card(ComputerBase.de / ドイツ語)
AMD’s Next Generation Fiji XT GPU Spotted In Shipping Manifesto – Radeon R9 300 Series Production Might Be Ramping Up(WCCF Tech)
Detailed Import Data of tonga xt(Zauba)

Zaubaは輸出入のデータベースで、数ヶ月前も“Maxwell”なGM204を発見するのに非常に役立ったWebサイトである。そのZaubaデータベースに、AMDの“C880 model”が完了したことを示唆する記述が見られた。この“C880 model”はRadeon R9 390 seriesの基板となるもので、“Fiji”が搭載される。

Radeon R9 290XとR9 290はどちらも“C671”と呼ばれる基板を用いている。そのため、“C880”は“Fiji XT”と“Fiji Pro”(それぞれRadeon R9 390XとR9 390となるだろうか)に用いられると結論づけることができるだろう。
 
VideoCardzでは数週前にハイブリッド仕様の冷却機構を紹介し、“Fiji”のものではないかと推測した。しかし、これは試作品であり、聞いた話によると最終品となる4つの候補のうちの1つであるという。

AMDはRadeon Rx 300 seriesとして3種類のGPUを用意している。1番目のものが“Fiji”でGM204に対抗するものになり、おそらくはGM200への対抗製品ともなる。
2番目が“Tonga XT”である。“Tonga XT”は384-bitのフル仕様のモデルであるが、これもZaubaのデータベースに記載がある。


“Tonga XT”は当初Radeon R9 295Xとして計画されていた。しかしGeForce GTX 970のローンチに伴い、AMDは計画を変更し、“Tonga XT”は現在Radeon Rx 300 seriesとして計画されている。

3番目が“Iceland”である。これはエントリーレベルの“Oland”の置き換えとなる。“Iceland”の登場はやや遅くなる見込みで、これは“Oland”搭載カードがまだ非常に多く市場に残っているためであるとされている。“Fiji”、“Tonga XT”、“Iceland”の3種類は来年初め(1月または2月)と見込まれている。

Fiji XT(2014年11月11日)

こちらがZaubaに掲載された“Fiji XT”の情報です。“Printed Circuit Board Assembry (Viddeo Graphics Card) C880 Fiji XT P/N. 102-C88001-00”という文字列が見られ“Fiji XT”搭載グラフィックカードに用いられる“C880”というプリント基板であることを示しています。

Tonga XT(2014年11月11日)

同様にこちらは“Tonga XT”のもので、こちらは4項目となっていますが、いずれもプリント回路基板のことを示しているようで。“C76501 Tonga XT”と“C78401 Tonga XT”という文字列が見られます。C76501とC78401という数字が基板を表しているとすると、“Tonga XT”には2種類の基板があるのでしょうか(GDDR5 3GB版と6GB版とか?)

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コメント
この記事へのコメント
146142 
FijiってPirate Islandsだよね。
年明け早々に20nmで出せるのか、28nm止まりなのか。

そしてVolcanic Islands系のMaui(Pitcairn後継?)はこれから出るのか、キャンセルになるのか。
2014/11/11(Tue) 20:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
146151 
MITSUBISHI・・・?
2014/11/12(Wed) 10:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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