AMD Fiji XT and Bermuda XT make Mystery Appearance(Guru3D)
[Captain Jack - Fiji XT](Chiphell)
以前にも同様の「リーク」はあったが、再びChiphellのForumに彼とも彼女ともつかない人物からの投稿があった。この投稿はAMDの次世代GPUとなるであろう“Fiji XT”と“Bermuda XT”のものとされる性能が示されたものである。このうち“Bermuda XT”はRadeon R9 390 seriesになると予想されているものである。
20タイトルのゲームの平均性能では“Fiji XT”のEngineering SanpleがGeForce GTX 980よりも10~15%程上回っている。一方、GM200のカットダウン版は“Fiji XT”よりも2~5%良いスコアを出している。
Battlefield 4 multiplayerでの消費電力は“Fiji XT”のES品がGeForce GTX 980よりも10~15%高く、GM200のカットダウン版と比較すると“Fiji XT”の方が数%程低い。
[Captain Jack - Fiji XT](Chiphell)
以前にも同様の「リーク」はあったが、再びChiphellのForumに彼とも彼女ともつかない人物からの投稿があった。この投稿はAMDの次世代GPUとなるであろう“Fiji XT”と“Bermuda XT”のものとされる性能が示されたものである。このうち“Bermuda XT”はRadeon R9 390 seriesになると予想されているものである。
20タイトルのゲームの平均性能では“Fiji XT”のEngineering SanpleがGeForce GTX 980よりも10~15%程上回っている。一方、GM200のカットダウン版は“Fiji XT”よりも2~5%良いスコアを出している。
Battlefield 4 multiplayerでの消費電力は“Fiji XT”のES品がGeForce GTX 980よりも10~15%高く、GM200のカットダウン版と比較すると“Fiji XT”の方が数%程低い。
2番目のグラフはBattlefield 4 multiplayer, CoD Advanced Warfare, Dragon Age : Inquisition, Ryse: Son of Rome, Watch Dogsのスコアである。こちらには“Fiji XT”とGM200のカットダウン版に加え、GM200のフルスペック版と“Bermuda XT”のES品が含まれている。


なかなか夢のある数字ではあり、この通りになって欲しいとは願うものの、ではこれがどこまで本当なのか、という疑問はこの手の話には常について回ります。
問題のChiphellにはこんな記述も見られます。
- ここに記載されている新世代のRadeon GPUはGlobalFoundriesの20nmプロセスで製造される。
- “Fiji XT”は“Extreme”ではないが、“Bermuda”は“Extreme”だ。“Bermuda”はRadeon R9 290Xよりも65%高速となる。
- “Bermuda XT”のリファレンスカードは水冷・空冷のハイブリッド冷却となる。一方、消費電力は許容できる範囲内に収まる(“Hawaii”が手を出しやすいとできるのであれば“Bermuda XT”も許容できるだろう、という意味か?)
GM200のカットダウン版のES品はSMMが21基でCUDA core数は2688である。しかし、スペックは変わる可能性がある。このGM200のカットダウン版はGeForce GTX 980 Tiになる可能性が示唆されている。GM200のフルスペック版はGeForce GTX 980よりも34%高速であるという。
これもどこまで確かなのか、という話になります。特にGlobalFoundriesの20nmプロセスの件は今までの情報を見る限りでは、かなり疑問符がつきます。新たにGPU用の20nmプロセスをGlobalFoundriesが用意したというのであれば話は別ですが、今まで出ている情報ではGlobalFoundriesは14nmプロセスによりリソースを注ぎ、20nmプロセスは14nmプロセスのための下地にはなるものの、製品としてはほとんど使われないのではないかと言われています
(過去の関連エントリー)
次世代Radeonとおぼしき謎のカードのベンチマークスコアが掲載される(2014年11月26日)

この記事へのコメント
来年Q2以降になりそうなのに未確認コアも含めてこのタイミングが変だね
しかもAMDとNVIDIA両方の比較とは都合良すぎ
しかもAMDとNVIDIA両方の比較とは都合良すぎ
2014/12/18(Thu) 02:45 | URL | LGA774 #-[ 編集]
「カットダウン版」ってなに?
2014/12/18(Thu) 07:15 | URL | LGA774 #-[ 編集]
GM200は16nmプロセスならもっと上がって欲しいなぁ
GK104→GK110はSMXが8基→15基、メモリインタフェースは256bit→384bit
GM204のダイが大きめとはいえ、それ以上の変化は欲しい
GK104→GK110はSMXが8基→15基、メモリインタフェースは256bit→384bit
GM204のダイが大きめとはいえ、それ以上の変化は欲しい
2014/12/18(Thu) 09:49 | URL | LGA774 #-[ 編集]
GTX980Ti&GTX TITAN II共に
4Gbit 8Gbpsチップ使ってほしいね
4Gbit 8Gbpsチップ使ってほしいね
2014/12/18(Thu) 17:14 | URL | LGA774 #-[ 編集]
ES品のクロック設定は当てにならないから何とも
もちろん、これの信憑性自体も含めて
もちろん、これの信憑性自体も含めて
2014/12/18(Thu) 18:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
SPが増えないのは元々MaxwellがL2増量コアだからだろう
2014/12/18(Thu) 18:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
FD-SOIは低電圧時の特性改善が主だというのが分かってきたので
パフォーマンス向けではしばらく出ることはないんじゃないかと
パフォーマンス向けではしばらく出ることはないんじゃないかと
2014/12/19(Fri) 00:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>146469
一般的には、性能や機能の一部を削減又は低下させたスペックダウン版のことかな。
この例では、SMMを幾つか無効にしたバージョンを指すのではないかと思う。
一般的には、性能や機能の一部を削減又は低下させたスペックダウン版のことかな。
この例では、SMMを幾つか無効にしたバージョンを指すのではないかと思う。
2014/12/22(Mon) 20:52 | URL | 通りすがりの者 #qbIq4rIg[ 編集]
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