AMD to launch “Hierofalcon” 64-bit ARM chips by Mid-2015(VR-Zone)
AMDの株主向け報告の中に、同社のサーバー向け64-bit ARM SoCの詳細が記載されていた。この64-bit ARM SoCは2015年上半期に投入予定となっている。
この64-bit ARM SoCはCortex-A57をベースとし、“Hierofalcon”のコードネームで呼ばれ、昨年末に初めて詳細が明らかにされた。AMDは“Hierofalcon”を組み込み向けのR-seriesとしてサンプリングを昨年に開始し、リリースが今年の上半期予定で、データセンターアプリケーションの組み込み向けや通信インフラ、産業分野に向けて投入する。
AMDの株主向け報告の中に、同社のサーバー向け64-bit ARM SoCの詳細が記載されていた。この64-bit ARM SoCは2015年上半期に投入予定となっている。
この64-bit ARM SoCはCortex-A57をベースとし、“Hierofalcon”のコードネームで呼ばれ、昨年末に初めて詳細が明らかにされた。AMDは“Hierofalcon”を組み込み向けのR-seriesとしてサンプリングを昨年に開始し、リリースが今年の上半期予定で、データセンターアプリケーションの組み込み向けや通信インフラ、産業分野に向けて投入する。
“Hierofalcon”は8-coreのCortex-A57に4MBのL2キャッシュを搭載する。製造プロセスは28nmである。メモリコントローラは64-bit DDR3/DDR4対応メモリコントローラを2基搭載し、ECCをサポート、周波数は1866MHzまで対応する。CPU 1基あたり最大128GBまでのDRAMを搭載できる。I/Oとしては10GbEが2基、SATA 6.0Gbpsが8ポート、PCI-Express 3.0が8レーンでこの他UARTやI2Cを備える。TDPは15~30Wである。
“Hierofalcon”のローンチ後、AMDは“SkyBridge”プラットフォームを投入し、64-bit ARMとx86を同一プラットフォームで扱えるようにする。そして2016年には同社カスタムの高性能64-bit ARMコアであるK12をローンチする。
“Hierofalcon”は組み込み向けの64-bit ARMで、サーバー向けの64-bit ARMは“Seattle”の名で呼ばれています。

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