北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
More details on Intel "Purley" platform(CPU World)

数週前に“Skylake”CPUと“Lewisburg”PCHの組み合わせからなるIntelのサーバープラットフォーム―“Purley”の情報が掲載された。“Purley”で使用されるサーバー向けの“Skylake”は最大28-coreでHyperThreading technologyに対応、メモリコントローラは6ch DDR4対応となる。I/Oとしては2または3リンクのUPIとPCI-Express 3.0を搭載し、Storm Lake Fabricがオプションで追加される。この情報は複数の異なった情報元からもたらされており、数ヶ月前のものである。

とある情報筋によると、サーバー向けの“Skylake”CPUは3種類―“Skylake-EX”、“Skylake-EP”、“Skylake-F”があるという。これらはすべてSocketP0で動作する。SocketP0はLand Grid Array (LGA) タイプのSocketとなる。Socketのpin数については異なった情報が流れており、とある情報では3467-pinと述べているが、より新しい情報では約3000pinと述べている。SocketP0のパッケージは現行のLGA2011-3よりも大きくなり、76×51mmまたは76×56mmとなる見込みである。
 
サーバー向け“Skylake”はDDR4に対応し、UPIリンクとDMI 3.0、そして48レーンのPCI-Express 3.0を搭載する。DDR4メモリコントローラは6-channelで、DDR4-2400は2 DIMM/channel、DDR4-2666は1 DIMM/channelまで対応できる。UPIリンクは9.6GT/sまたは10.4GT/sの転送速度となる。UPIはUltra Path Interconnectの略で、古い情報ではKTIまたはKeizer Technology Interconnectと呼ばれていた。UPIは現行のQuick path interconnect (QPI) よりも優れたスケーラビリティが期待されており、より高い帯域の実現と、メッセージに複数リクエストを可能とし、効率性を高める。

“Skylake-EX”は2, 4, 8-socketに対応する。UPIリンクは3本で、新たなRAS機能を備え、Intruction Retry, Advanced Error Detection and Correction, Adaptive Dual Device Data Correctionなどが実装される。“Skylake-EX”のTDPは最高165Wとなる。

“Skylake-EP”は2-socketまでとなり、UPIリンクの数は2本となる。“Skylake-EP”のうち、低消費電力モデルは45~80Wとなり、通常版は最高145W、ワークステーション向けは最高160Wとなる。

“Skylake-F”は第1世代のStorm Lake Fabricを搭載する。“Skylake-F”はMulti-chipパッケージを採用し、1つのパッケージに“Skylake”のダイと“Storm Lake”のダイの2つが搭載される。この他の“Skylake-F”の機能・特徴は“Skylake-EP”に準じる。

“Skylak-EX / -EP / -F”はいずれもC620 seriesチップセットと組み合わされる。C620 seriesのコードネームは“Lewisburg”である。これにはいくつかの派生版があり、PCI-Expressレーンの数や機能が異なる。“Lewisburg”は4つの10Gb Ethernet portを有するが、エントリー向けのモデルでは1Gb Ethernetに落とされる。USBは14ポートのUSB 2.0と最大10ポートのUSB 3.0を搭載する。またSATAは14で、PCI-Expressレーンは最大20である。

一部のC620 seriesのSKUはQuickAssist technologyを内蔵する。これはデータの暗号化・解凍や圧縮をアクセラレートするものである。上位の“Lewisburg”ではアクセラレーション性能が引き上げられ、“Coleto Creek”チップセットと比較して解凍速度は最大2.5倍、圧縮速度は最大4倍なる。また“Lewisburg”はInnovation Engineと呼ばれるリモート管理タスクを行う32-bit IAコアを内蔵する。すでにIntelのチップセットはManageability Engineと呼ばれる機能をチップセットに有しており、Intel Active Managmentソフトウェアを用いている。Innovation Engineはこれと似たタスクを行うが、OEMシステムビルダーがファムウェアを作成し、独自仕様のリモート管理ソリューションを構築できる。

“Skylake”世代のサーバープラットフォームである“Purley”の続報です。
この世代ではプラットフォーム・Socketが2-way~8-wayで統一されますが、CPUのラインナップとしては“Skylake-EP”、“Skylake-EX”、“Skylake-F”の3種類が用意され、それぞれ機能や性能が異なる模様です。

(過去の関連エントリー)
“Purley”―“Skylake”世代のXeonプラットフォーム(2015年5月25日)


コメント
この記事へのコメント
148582 
28コア,2wayだと56コア112スレッドか.

胸熱.
2015/06/19(Fri) 05:58 | URL | LGA774 #-[ 編集]
148611 
AVX-512は実装されるんかな
2015/06/21(Sun) 00:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
148630 
LGA2011が出て来たときもそうだけど、本当にそれだけのピン数が必要なの?って思ってしまう。
2015/06/22(Mon) 17:03 | URL | LGA774 #s01uH20E[ 編集]
148650 
> 148630
電源ラインのインピーダンスを下げて電圧の安定させたいのと高速信号の周りをグランドで囲ってノイズ対策をするためじゃないかな
2015/06/23(Tue) 19:28 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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