Skylake iGPU Gets Performance Leap, Incremental Upgrade for CPU Performance(techPowerUp!)
Intel Skylake Integrated Graphics Gets Major Performance Boost(Legit Reviews)
Leaked slides point to Skylake GPU performance boost(bit-tech.net)
Skyleak!(PC Perspective)
Intel: ‘Skylake’ to have 10–20% higher performance than ‘Broadwell’(KitGuru)
“Skylake”に関するスライドがリークした。これによると“Skylake”は“Broadwell”と比較してCPU性能では10~20%の向上を、iGPUの3Dグラフィック性能は50%もの向上を果たしているようである。
“Skylake”は次の世代の14nmプロセスCPUである。リークしたスライドはIntelの内部資料だとされている。これによるとTDP45WでGT4eを搭載するモデルは3DMark Vabtageのスコアが50%向上すると書かれている。一方、CPU性能はSingle-thread性能・Multi-thread性能ともに10~20%向上したとしている。
Intel Skylake Integrated Graphics Gets Major Performance Boost(Legit Reviews)
Leaked slides point to Skylake GPU performance boost(bit-tech.net)
Skyleak!(PC Perspective)
Intel: ‘Skylake’ to have 10–20% higher performance than ‘Broadwell’(KitGuru)
“Skylake”に関するスライドがリークした。これによると“Skylake”は“Broadwell”と比較してCPU性能では10~20%の向上を、iGPUの3Dグラフィック性能は50%もの向上を果たしているようである。
“Skylake”は次の世代の14nmプロセスCPUである。リークしたスライドはIntelの内部資料だとされている。これによるとTDP45WでGT4eを搭載するモデルは3DMark Vabtageのスコアが50%向上すると書かれている。一方、CPU性能はSingle-thread性能・Multi-thread性能ともに10~20%向上したとしている。
資料にはY seriesでHD動画再生時に30%のバッテリ駆動時間の延長を実現したとも書かれている。そしてタブレットデバイス向けの内蔵I/OとしてCSI2, USB On-The-Go, eMMC 5.0への対応を上げている。またワイヤレスディスプレイの標準として最新のWiDi 6.0への対応も書かれている。そしてCat6 LTE接続やBluetooth 4.1そしてA4WPワイヤレス充電といった記述も見られる。

リークしたスライドは3枚で、1枚目と2枚目のスライドは“Broadwell”に対する“Skylake”の優位性を示しています。iGPU性能が50%向上するという記載は1枚目のスライドの下の注釈2にあり、“Skylake”の45W GT4eモデルと“Broadwell”の47W GT3e製品または28W GT3製品を用い、3DMark Vantageのスコアで比較したものとあります(本文には3D Gamingで最大50%の性能向上と書かれている)。
CPU性能については14nmプロセスの新アーキテクチャにより、“Broadwell”と比較しSinglt-threadとMulti-threadにおいて10~20%の性能向上と記されていますが、具体的な場面については記載はありません。
各セグメントにおける性能の優位性を示したものが3枚目のスライドで、S series, H series, U series, Y seriesそれぞれにおける優位点が記されています。自作PCで最も身近な存在となるであろうS seriesを例にとると、SPECint_rate_base2006において11%のCPU性能向上を示し、TDPは84Wから65Wへと22%低下、そしてHD Graphicsの性能は3DMark 11のスコアにおいて28%の向上と書かれています。
これを見ると低い消費電力帯の方がより大幅な性能向上を果たしていること、CPU性能よりもGPU性能の向上幅が大きいことが分かります。これは最近のIntel CPUの傾向に沿ったものです。一方では自作PCで好まれるTDP90W前後の製品ではCPU性能が頭打ちという印象を受けがちであり、そろそろこのTDP90W前後の消費電力帯でのコアあたりの性能向上は苦しくなってきたのかもしれません(なのでLGA115x Core i7にも6-coreをですね)。





リークしたスライドは3枚で、1枚目と2枚目のスライドは“Broadwell”に対する“Skylake”の優位性を示しています。iGPU性能が50%向上するという記載は1枚目のスライドの下の注釈2にあり、“Skylake”の45W GT4eモデルと“Broadwell”の47W GT3e製品または28W GT3製品を用い、3DMark Vantageのスコアで比較したものとあります(本文には3D Gamingで最大50%の性能向上と書かれている)。
CPU性能については14nmプロセスの新アーキテクチャにより、“Broadwell”と比較しSinglt-threadとMulti-threadにおいて10~20%の性能向上と記されていますが、具体的な場面については記載はありません。
各セグメントにおける性能の優位性を示したものが3枚目のスライドで、S series, H series, U series, Y seriesそれぞれにおける優位点が記されています。自作PCで最も身近な存在となるであろうS seriesを例にとると、SPECint_rate_base2006において11%のCPU性能向上を示し、TDPは84Wから65Wへと22%低下、そしてHD Graphicsの性能は3DMark 11のスコアにおいて28%の向上と書かれています。
これを見ると低い消費電力帯の方がより大幅な性能向上を果たしていること、CPU性能よりもGPU性能の向上幅が大きいことが分かります。これは最近のIntel CPUの傾向に沿ったものです。一方では自作PCで好まれるTDP90W前後の製品ではCPU性能が頭打ちという印象を受けがちであり、そろそろこのTDP90W前後の消費電力帯でのコアあたりの性能向上は苦しくなってきたのかもしれません(なのでLGA115x Core i7にも6-coreをですね)。

この記事へのコメント
コンシューマ向けはアムダールの法則が完全にネックだから、マルチコア化はもうやらないんだろう
ハイエンドの最上位ですらHaswell-Eでやっと8コア解禁だしやる気がないのは明白
Xeonは既に18コアまでメニーコア化が進んでいるわけで
ハイエンドの最上位ですらHaswell-Eでやっと8コア解禁だしやる気がないのは明白
Xeonは既に18コアまでメニーコア化が進んでいるわけで
2015/07/25(Sat) 13:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
内蔵GPUばっかりパワーアップしてもね…
どこまで行っても内蔵でしかないし…
どこまで行っても内蔵でしかないし…
2015/07/25(Sat) 14:00 | URL | LGA774 #VJBuRYLw[ 編集]
Haswell-EからLGA2011はコア増加したし、LGA115xに6coreきてもいいね
ただCPUの性能向上が止まったってことはLGA2011の一世代遅れもほとんど影響ないってことだから、そっちを買うのもありか
ただCPUの性能向上が止まったってことはLGA2011の一世代遅れもほとんど影響ないってことだから、そっちを買うのもありか
2015/07/25(Sat) 14:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
haswellとの比較になってるような。。
broadwellは65Wだから、haswellから11%のCPU性能UPなんじゃないかな(・・?
broadwellは65Wだから、haswellから11%のCPU性能UPなんじゃないかな(・・?
2015/07/25(Sat) 16:17 | URL | 777 #NkOZRVVI[ 編集]
毎度おなじみの性能微増
2015/07/25(Sat) 16:32 | URL | LGA774 #/.OuxNPQ[ 編集]
Hシリーズで16%だとあまりかわらないよね
実使用だとぎりぎりミドルクラスあたりかな
実使用だとぎりぎりミドルクラスあたりかな
2015/07/25(Sat) 16:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
CPU性能が10~20%向上といっても
同一クロックで
というワケではないんだな
同一クロックで
というワケではないんだな
2015/07/25(Sat) 19:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
QSVはどうなってるのだろうか。
結局HEVCエンコには対応すんの?
結局HEVCエンコには対応すんの?
2015/07/25(Sat) 20:01 | URL | LGA774 #CjlWd7YA[ 編集]
149171 6コア欲しい
本当にメインストリーム枠にも6コアCPU欲しいですよね。
インテルの6コアがメイン層に落ちてきたら自作熱も一気に盛り上がりそう。
自分は絶対でたら買いますね。
インテルの6コアがメイン層に落ちてきたら自作熱も一気に盛り上がりそう。
自分は絶対でたら買いますね。
2015/07/25(Sat) 20:48 | URL | 緑人 #T4uSdafE[ 編集]
3枚めのスライドでHのグラフィックが16%向上ってなってるけど
2015/07/25(Sat) 21:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
6コアとは言わず、ぜひ8コアで。
2015/07/26(Sun) 18:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
自作で人気な90W前後が、丁度ノート向けとサーバー向けの境目の穴なんだろうな
わざわざそこ向けの設計だすと、-E並の価格になっちゃいそう
わざわざそこ向けの設計だすと、-E並の価格になっちゃいそう
2015/07/26(Sun) 19:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
どうせCPUの方は※最適化したソフトウェアに限るとか※この性能は瞬間的な最大値です
なんでしょ
過度な期待は禁物
なんでしょ
過度な期待は禁物
2015/07/26(Sun) 21:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
もうこれ以上はコア数増やしてくれたほうが嬉しいな
2015/07/27(Mon) 03:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
i7用だけに専用でコアを作らなきゃならんし安くても5万は余裕で上回るだろうけどね>6コア化
2015/07/27(Mon) 03:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>149189様
LGA115xのコアはXeon E3-1200との共用ができるので、Xeon E3-1200にコア数増の要求があれば、
そのおこぼれを頂く形でCore i7のコア数増も望めるのではないかなと考えております。
LGA115xのコアはXeon E3-1200との共用ができるので、Xeon E3-1200にコア数増の要求があれば、
そのおこぼれを頂く形でCore i7のコア数増も望めるのではないかなと考えております。
ユーザ:Xeon E3-1200にコア数増の要求
intel:ユーザにLGA2011移行の要求
どうだい、この俺らの勝ち目の無さは?ww
intel:ユーザにLGA2011移行の要求
どうだい、この俺らの勝ち目の無さは?ww
2015/07/27(Mon) 10:19 | URL | LGA774 #-[ 編集]
i7で満足できない人用に-Eがあるからそっち買えばいい
Intelの中では一般向けは4コアまでという決まりでもありそう
Intelの中では一般向けは4コアまでという決まりでもありそう
2015/07/27(Mon) 17:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
単なるgpuとのセット販売でNVIDIAのシェア侵食しようとする試みにしか。gpu無しでいいから安くして欲しい。
2015/07/27(Mon) 18:30 | URL | LGA774 #-[ 編集]
実は例の統合レギュレータこそ性能向上のキーだと思っている。
将来的にコア単位でなくてコア内の演算ユニット・デコーダ・その他部分単位まで細粒度に制御できるようになったとする。例えば、今より重厚な32bytesフェッチ・5デコーダ・10ポート構造になった時に、この細粒度制御ができるようになれば、タブレット用途時は16bytesフェッチ・4デコーダ・8ポート稼働で現行と全く同じ構成に落とすといったこともできるかも。
将来的にコア単位でなくてコア内の演算ユニット・デコーダ・その他部分単位まで細粒度に制御できるようになったとする。例えば、今より重厚な32bytesフェッチ・5デコーダ・10ポート構造になった時に、この細粒度制御ができるようになれば、タブレット用途時は16bytesフェッチ・4デコーダ・8ポート稼働で現行と全く同じ構成に落とすといったこともできるかも。
2015/07/27(Mon) 22:08 | URL | LGA774 #9zOzYU0I[ 編集]
-E系に移りづらいのは、アーキテクチャが、ミドル系に対して1-2年遅れてるのが一番の問題なんだと思う。
ハイエンド系が同時もしくは先行すれば何も問題なくなるんだけどなぁ。
ハイエンド系が同時もしくは先行すれば何も問題なくなるんだけどなぁ。
2015/07/28(Tue) 17:49 | URL | LGA774 #-[ 編集]