AMD uses superfast coherent fabric(Fudzilla)
AMDは新たなインターフェース・内部接続技術であるCoherent Fabricを用意している。そしてこれは先日明らかになったExascale Heterogeneous Processor (EHP) で使用される。
これはHyperTransportの次世代のinterconnectとも言われているようです。
AMDは新たなインターフェース・内部接続技術であるCoherent Fabricを用意している。そしてこれは先日明らかになったExascale Heterogeneous Processor (EHP) で使用される。
これはHyperTransportの次世代のinterconnectとも言われているようです。
Coherent Fabricを元にMCMで同じチップを接続するためのものがGlobal Memoryu Interconnect (GMI)であり、Coherent Fabricはパッケージ間の接続を拡張したもので、Combo PhysによりPCI-Expressのサポートも可能だとされています。
ただ、先日のEHPの資料にもCoherent Fabric記述はなく、現時点ではスペックや速度についても明らかになっていないようです(とりあえず性能は上がるという。Coherent FabricによりCPU間やコア・キャッシュ間、あるい各種ホストコントローラとの通信が高速化されるとあるが、チップ内の内部接続にもCoherent Fabricが使われると言うことなのだろうか? GMIについては対応するphysをもったCPUとGPUの接続が考えられているようである)。
HyperTransportと同じ用途であれば、Multi CPUシステムにおけるCPU間の接続やCPUとノースブリッジとの接続(さすがに今はこれはやらないだろう)がAMDプラットフォームで実際に使われた用途であり、また構想で終わったものの、coherent HyperTransportでCPUとco-processorを接続する“Torrenza”というものもありました。
(機能は異なるが)似たような名前でFreedom Fabricなんてものがありましたが、先日高密度サーバー市場への参入が断念されてSeaMicro部門が畳まれたため、今後どうなるかわからない状態のようです(せっかく高いお金を払って買収したのだから無駄にしないで欲しいものだが)。

この記事へのコメント
NVlinkの直接の対抗、ではなくIBMのCoherent Accelerator Processor Interfaceに合わせたもののように見える。
エクサスケールではPCI-Eがネックになってくるのは分かるが、各社互換性がなくなると面倒な話になるな
エクサスケールではPCI-Eがネックになってくるのは分かるが、各社互換性がなくなると面倒な話になるな
2015/08/06(Thu) 08:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>>149362 各社互換性
ディスクリートGPUなら専用でも問題ない大規模システムだろうし、コンシューマーならどうせワンチップになるんだから関係ないんじゃないの?
ディスクリートGPUなら専用でも問題ない大規模システムだろうし、コンシューマーならどうせワンチップになるんだから関係ないんじゃないの?
2015/08/06(Thu) 15:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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